個人的なお祝いを兼ねて4年ぶりに神戸ポートピアホテルへ行ってきました。今回は宿泊はせず、食事のみの訪問です。地上32階建ての老舗シティーホテルの建物や設備はどうしても時代を感じさせますが、重厚感溢れるフル規格の国際コンベンションホテルとして、神戸の政治・経済界には欠かせない存在として君臨しています。三宮の再開発ビル上層部に入る外資系ホテルや高級ホテルも魅力的ですが、市内最大規模の巨艦ホテルは今も健在です。楕円形のデザインもランドマーク力が高く、約3ヘクタールの敷地に延床面積111,799平方メートルを誇る姿は、まるで一つの街のようなホテルシティーを形成しています。

今回は本館30階にある「スカイグリルビュッフェ GOCOCU」を訪問。北側の窓からはポートアイランド1期地区を見渡しながら、海の向こうに神戸の都心部が横たわり、そしてその背後に六甲連山が雄大に聳える「THE・神戸ビュー」が広がっています。神戸大橋の上にはひっきりなしに車が行き交い、時折これにポートライナーの車両も加わります。

「スカイグリルビュッフェ GOCOCU」では、この素晴らしい景色を楽しみながら、店名の由来になっている「兵庫五国」のめぐみを堪能できるビュッフェ形式のレストランです。『EAT LOCAL KOBE』をテーマに出来たての料理が並びます。 特注の石窯で焼き上げ、素材の旨みを最大限に引き出すロースト&グリル料理をはじめ、兵庫五国<摂津、播磨、但馬、丹波、淡路>の特産物や国内外の選りすぐりの食材を使用した厳選メニューが特徴で、味も量も品数も非常に満足度の高い内容です。

三宮の新ランドマークとして聳え立つ建設中の神戸三宮ツインゲート1期ビルがひと際目を引きます。絶対的な高さではシティタワー神戸三宮には敵いませんが、ツインタワー化する事によって神戸のスカイラインを大きく変える存在となります。都心ではシティタワー神戸三宮に次ぐ高さを誇り、機能と景観の双方に力強いインパクトを与えてくれます。

食後には、4年前にホテル屋上にオープンした空中テラス「SORAFUNE神戸」にも上がってみました。4年前の同ホテル宿泊時は午前中に訪れたので、ここから夜景を見るのは初めてでした。真冬ならば長時間居る事はできませんし、真夏だと空気が澱んで夜景の美しさは大きく損なわれます。秋のこの時季が最も夜景観賞に適していると言えるでしょう。近年、再開発・再整備が進んだ事により、神戸の夜景は格段にグレードアップしています。

やはり夜景になっても神戸三宮ツインゲートが非常に目立ちます。工事中の各フロアに電気が灯っているので、まるで全館点灯しているようです。新神戸ロープウェイの光や山頂の電飾もくっきりと浮かび上がっています。神戸三宮阪急ビルや神戸市役所のライトアップも彩どりを加えています。気になるのは神戸関電ビル。この数ヵ月間、再びライトアップを休止しています。中東情勢が影響しているのかを思いましたが、大阪・中之島の本店ビルのライトアップは継続しています。点灯再開を強く望みます。また都心部に立つ多くのタワマンが、完成後数年以内に頂部の照明演出を取り止めてしまうケースが殆どの中、元祖都心タワマンのD’グラフォート神戸三宮タワーはその美しいライトアップを継続しています。

新港突堤を中心とする神戸の新しいウォーターフロントエリアも夜景を大きく変えている一因です。ジーライオンアリーナ神戸が鎮座する新港第2突堤やその背後のツインタワーマンション・ベイシティタワーズ神戸、そして神戸みなと温泉蓮のある第1突堤等がウォーターフロントを華やかに変貌させました。無論、メリケンパークや中突堤のウォーターフロント先駆者達も負けず劣らず美しい光を放っています。

そして更に西側にハーバーランド・モザイクの夜景が連なっています。後背エリアにはタワマンが増えた事により、光の立体感と奥行が生まれており、夜景に深みを与えています。

今後もまだまだ三宮とウォーターフロントの発展は継続しますので、夜景のグレードアップもその歩みを留める事はありません。ビルの数という物量面では、東京、大阪、横浜に匹敵する事は難しいものの、建物の配置や広がりを含めて、総合力による見せ方でその魅力を高め、今後も内外にアピールできるようにしていきたいですね。
神戸ポートピアホテル屋上テラス「SORAFUNE KOBE」から見渡す神戸の都心 神戸の夜景は年々グレードアップ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク


こべるんさんの記事にも有りますGOCOCUは料理も良いですが、夜景が素晴らしいですね。
神戸は定番の本土側や六甲山からの夜景も良いですが、逆方向のポートアイランド側からの神戸の夜景は想像以上の美しさです。
私が最後にGOCOCUに行ったのは2年ほど前ですので、これから数年後は更に高さや厚みが増えると思え、とても楽しみです。
ただ神戸の高級シティホテル(ポートピア、オークラ、ANAクラウン、メリケンパーク・オリエンタル等)の課題は三宮都心部から距離が有り、気軽に立ち寄れないのが残念です。
それが三宮の都市としての「格」が今一歩の理由なのかもしれません。
今後三宮にも高級ホテルができる予定ですが、残念ながら全て高層ビルにテナントとしての入居です。
いつになるか分かりませんが、日本庭園を備えた本格的なシティーホテルが都心部にできる日を夢見ております。