雲井通5-7丁目を含む三宮EAST地区では現在、大規模な再開発計画が進行していますが、これにより駅東側に多くの人が流れる可能性が高まっており、特に再開発ビル低層部に設けられる新バスターミナルと三ノ宮駅との動線についても改善が求められる状況の中、新たな東口改札を開設する協議が神戸市とJR西日本の間で行われている事が判明しました。

これまではどちらかと言えば、神戸市側が一方的にラブコールを送っていたものの、JR西は検討に応じていなかった感が強く、節目節目でこの新東口については、市やJR西から現状、その予定はないという否定的なコメントが出されていましたが、市本会議にてようやく市担当者が担当者レベルでの検討が進められている事が明らかになりました。

新改札開設が検討されているのは、現在、神姫バス神戸三宮ターミナルの入る高架下。神戸三宮ツインゲートが完成すると、このターミナル機能は同ビル内に移管される為、完全な空スペースとなります。
新改札設置が決定した場合、実際に改造工事に着手できるのは、神姫バスが新ターミナルに移転後となるので、雲井通6丁目の2期ビル開業後になるでしょう。従って開設は早くとも2035年頃になるのではないかと思われます。

東口周辺を巡っては、現在のスクランブル交差点が完全に歩行者空間化され、神戸三宮ツインゲートへのエントランスゾーンへと生まれ変わる予定です。三宮EASTが新たな玄関口となり、大きく変貌を遂げると共に人の流れも変わります。新改札ができれば、更に決定的になるでしょう。

三宮東地区の地価も今後、大きく上昇する事が予想されます。現在、三ノ宮駅と神戸三宮ツインゲートとの間にある雑居ビル街もこの新たな動きの中において、変化を求められる事になるのではないかと思われます。
JR西日本と神戸市がJR三ノ宮駅新東口改札の開設検討が明らかに
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