相生町のファミリア本社及びファミリアホール跡地で建設中のタワーマンション「ザ・パークハウス神戸タワー」です。鉄筋コンクリート造の躯体はすでに地上16階に到達し、タワーらしくなってきました。
このタワーは神戸都心部にあるどのタワーマンションよりもガラスのプリズム感が強調された外観が特徴です。これは竣工済の大阪・中之島にあるザ・パークハウス中之島タワーと共通です。
ハーバーロードを挟んで向かいに立つざ・レジデンス神戸元町がガラス手摺にくっきりと浮かび上がっています。
今後、関西に建設されるザ・パークハウスのタワーに与えられる共通のデザインになるかもしれません。三菱地所は神戸都心部の開発に積極的に投資をしています。これが最後のパークハウスタワーにならないように神戸市には賢明な判断をして貰いたいと思います。
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2018/12/20181217161101.html
都心の土地利用誘導施策の具体化にむけて市民意見を募集します
神戸市が都心の土地利用誘導施策について市民の意見を募集し始めました。この誘導策の概要は三宮駅南側の駅前地区での住宅の建設禁止とそれ以外の都心部では1,000平方メートルを越える敷地に建つ建物の容積率において住宅の専有率は400%未満に抑えられなければならないという規制を設けるものです。端的に言えば、都心部にタワーマンションを建設できなくしようとする施策です。
住宅と商業や業務のバランスを調整する為の施策と表だってはうたっていますが、都心の活力をそこらかしこで奪っているのは、相続税対策になると地権者に営業を掛けて、老朽化ビルの建て替えとしてや駐車場の有効活用として、しらみつぶしに建設されている賃貸マンションです。これらのマンションの敷地面積は1,000平方メートルに満たない場合が殆どで、今回の施策導入には何の影響も受けません。需要を遥かに上回るペンシル賃貸住宅が有象無象に増え、新築幽霊ビルで街が埋め尽くされようとしているのにも関わらず、これには何の対策も打ちません。駅前や主要通り等、建設できる場所に対して一定の規制を課せば、タワーマンションは街の資産価値や地価を上げ、居住人口を増やし、街の商業活性化に寄与する筈です。利便性の高い立地であれば資産価値は保たれ、建物も継続して良い状態で維持管理されます。どの大都市もタワーマンションの急増で、学校の不足に苦慮しているのも事実ですが、これを完全に規制しようとしないのは、そのメリットが大きいからに他なりません。対応が大変だから禁止してしまえ!はあまりにも短絡的過ぎますし、街の将来を考えいるフリをして、自身の負担を減らそうとしているだけです。現に不動産業界では市に対する不平不満が急増しています。本当にこのままでは神戸の都心は生○建設とプ○サンスのマンションに埋め尽くされてしまいますよ。その責任を久元市長はとってくれるのでしょうか。
ザ・パークハウス 神戸タワー 神戸市中央区相生町1丁目計画 躯体工事は16階まで進行中
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