雲井通5・6丁目再開発

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 遂に開始された地上躯体の鉄骨建方!


2022年5月より開発街区内のサンパルの解体準備開始より3年、2023年9月の起工式より1年9ヶ月。遂に雲井通5丁目のバスターミナルI期ビルの地上部躯体の鉄骨建方が開始されました!



まず鉄骨の組み立てが行われたのはやはり工事が先行してきた敷地北側のサンパル跡地。1階床のコンクリート打設が終わっていましたが、これまでの工事同様に先行して鉄骨建方を開始。まずは2層分の鉄骨が組み立てられています。



あじさい通りに面する最北側部分は何故か残す形でそれ以南の部分の鉄骨建方に着手したのは何か理由があるのでしょうか。



北側はあじさい通りに沿う形で新しい建物の床が構築されています。コンクリートの壁は段差もあるようです。



1-2階の北側はバスターミナルと商業施設によって占められています。2-3階には吹き抜けが設けられ、階段状のスタジアム型待合空間が整備される予定です。手前にはターミナルから中央幹線へとバスが退場する南北のアプローチが設けられます。



乗り入れ構台を挟んで敷地南側はまだ地下階の躯体工事が進行しています。地上部の鉄骨建方開始にはまだ数ヶ月を要するものと思われます。



敷地全体に鉄骨が組み立てられるタイミングでいよいよタワークレーンが投入されるでしょう。使用されるタワークレーンの数が4機なのか、6機なのか。



まだ暫くはラフテレーンクレーンやクローラークレーンでの鉄骨建方が進行する模様です。工期はまだ約2年半ありますが、解体期間を含めると既に折り返し地点を過ぎました。東側は建物の立ち上がりは現状の鉄骨が組み立てられた場所かと思うので、バスのアクセス路となる葺合南146号線は歩道も含めてかなり幅員に余裕のある大通りに改良される模様です。



低層部は新神戸文化ホールや三宮図書館、屋上庭園のある10階・高さ50-60mに及びます。低層部のみでも周囲の建物を圧倒する規模感になるでしょう。今後の成長がとても楽しみです。



中央幹線を挟んで向かいのサンベル400も完全に建物の姿が消滅しました。まだ解体工事から新築工事には移行してはいないようです。



敷地内は既に更地となりました。新築工事が開始されるのは時間の問題かと思われます。こちらのホテル・商業複合ビルの方がバスターミナルビルよりも早く完成する予定です。



三宮東交差点のコスモビル前の横断歩道ですが、OPA2・サンシティ方面へと連絡する南北動線は再び通行が可能になりました。流石にここを迂回するのはかなり不便だったので動線が再考されて良かったです。

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POSTED COMMENT

  1. S.Y. Kobe より:

    神戸空港国際化の2025年は神戸復権の大きな節目。三宮で着工及び着工準備中の3棟の大型タワービルの内、先行するバスターミナルビルが待望の鉄骨建方フェーズに入りました。

    神戸都心の反転攻勢が可視化される大型タワービルの鉄骨建方はワクワクしますね。続くJR三ノ宮駅ビルや市役所新2号館の鉄骨建方は1~2年後でしょうか。バスタ2期ビルなどタワービル予備軍が他にも控えているのも期待出来ます。

    神戸空港国際化は空港母都市神戸に経済的・不動産的な恩恵をもたらし続けます。特に企業誘致・集積が重要でWDBや神姫バスなど他都市からの本社移転は大きな成果です。

  2. a より:

    神戸で再開発するなら、神戸らしい洋風の、神戸の異国情緒感を増すような再整備にして欲しいです。
    100年後に保存の対象になるような素敵なものを作ってほしいが、それが無理ならせめてレンガ調の壁紙を貼るだけでも随分違うと思うんだけど・・。
    日本中どこでもやってるような再整備をしてしまったら、『特別な街』であるはずの神戸が『日本中どこにでもある街』になってしまう!!

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