新神戸駅

市営地下鉄新神戸駅構内に完全無人書店「ほんたす しんこうべ」がオープン


市営地下鉄新神戸駅は9年前にリニューアルを終えていますが、今後、地上部の再整備が予定されています。



改札口を出たすぐの構内にはこれまで両側に神戸土産ショップが並んでいました。その東側の区画が閉鎖、集約される工事が進められてきました。



何がオープンするのかと思いきや、出店したのは完全無人書店「ほんたす しんこうべ」。年6月26日(木)にオープンしました。



同書店を運営するのは⽇本出版販売株式会社略して日販。本に関連する事業を行う企業で、完全無人書店「ほんたす」は同社の新事業としてスタート。



1号店は東京都千代田区の東京メトロ溜池山王駅の改札前に出店。新神戸駅の店舗は2号店となり、全国では東京以外は初の出店です。



営業時間は朝7時から夜23時まで。神戸市の外郭団体である株式会社こうべ未来都市機構と日販が共創し、神戸市による新神戸駅周辺の再整備の一環として開業しました。



完全無人書店の仕組みですが、誰しも自由に入退店できる訳ではなく、会員制となっています。LINEアプリでの会員登録が済むと、入店が可能になります。



店舗入り口にセンサーがあるので、会員証をかざすと自動ドアが開く仕組みです。



“神戸の情報発信拠点”として、新神戸駅の改札前に出店したほんたす しんこうべの売場面積は約20坪。まずは無人書店という新業態が消費者にどう受け入れられるのでしょうか。



何かと国際化された神戸空港が取り上げられる機会が多い中、新神戸駅の利用者もポストコロナにおいて利用者が増えているように見受けられます。ほんたすのオープンが駅利用者の利便性向上やにぎわい増に繋がるのかどうか。今後の動向に注視したいところです。

関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。