3月18日のグランドオープンまで残り1ヶ月未満となった須磨パティオのリニューアル工事。2・3番館の大規模な改修工事は現在進行形で行われいる最中です。
特に3番館はフードコートが設けられる為、既存の飲食店街を全てスケルトンに解体し、一から館内を構築し直すという今回のリニューアル工事の中で最も変化の大きな内容です。
屋根の下にはフードコートのテラス席が整備される予定です。テラス前にはフードコートとテラスを隔てる新しいガラスサッシが入りました。
フードコートと他フロアを連絡する中央のエスカレーター付近は閉鎖されたままの状態を保っていますが、舗装の刷新が行われており、かつての飲食店街は大きく変貌しそうです。
食の充実と回遊性や快適性が高められた現代の商業施設へとブラッシュアップされます。
3番館2階の喜久屋書店跡の区画でも店舗内装工事が開始されました。鮨酒肴の杉玉、パスタのこなな、シェアキッチンのヒトトバルが2階にオープンする予定ですが、この区画が出店エリアでしょうか。
2番館と3番館の間の通路も床材の更新が行われています。また空中回廊周りも未だ足場が組まれたままです。
ただ両側の店舗区画には新たな壁の構築とサッシ取り付けが進んでおり、3番館1階の飲食店街に出店していた店舗の移転先となるスペースの内装工事が進められています。
少なくとも和食ダイニングの大戸屋の移転リニューアル先は判明しています。
再塗装も終わり、壁の白さも際立ち、軒下の木目調化やLED照明もリニューアルされた感を強調しています。2階の買取大吉は先行してオープンしました。
ときわそば、あんばい、金龍閣が3番館1階に移転リニューアルオープンする予定です。
2番館1階のミスタードーナッツ跡の区画にはどのテナントが出店するのでしょうか。
総じて須磨パティオのリニューアルは、食テナントに重きを置いた内容になりました。この集約化を図る為、テナントの配置転換を行い、まとまった面積を確保し、フードコートを中心に新たなテナントを募る形です。アパレルテナントは数を大きく減らし、コト消費に偏重しているのも今の商業施設のトレンド・実態を反映していると言えます。中途半端にアパレル店が点在するよりも、飲食店の選択肢が増えた方が、地域住民にはより使い勝手が良いというのが、郊外モールの在り方であるようです。
リノベーション神戸・須磨パティオ2・3番館のリニューアル工事進捗状況は?開業1ヶ月を切り、内外装工事はラストスパートへ!
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