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リノベーション神戸として市内の拠点駅前再整備が進められていますが、先行として新たな施設の建設や商業施設のリニューアルが次々と進んでいる西神中央と比較して、まだ主要計画の全貌が見えていない名谷。その中で駅ビルのリニューアルは重要な役割を果たすプロジェクトです。
駅ビルのリニューアルについては、民間事業者にその内容と工事完了後の施設運営も含めて委託する事実上の民営化が行われる予定で、JR西日本アーバン開発株式会社を代表企業とし、株式会社交建設計、大鉄工業株式会社が構成企業を務める企業グループが事業者に決定していました。
駅ビルリニューアルはまず既存ビルの北側敷地に新たな北館を建設し、既存ビルのテナントを新築建物に移設した上で、既存ビルの改造を進めるという二段階での工事を進める予定です。
遂に駅ビルリニューアル工事がスタートしました!発注者は神戸市交通局。施工者は大鉄工業。同社はJR西日本の建築事業を担う事業者で、駅舎や鉄道施設、駅ビル等の施工を得意としています。工期は来年8月までを予定しています。
北館の建築計画のお知らせが掲示されました。建物本体の着工は8月20日を予定しています。北館の完成は来年5月のようです。来年の8月が全体計画の完成だと、北館竣工の3ヶ月後になりますが、スケジュールとしてはタイトです。既存ビルの改修も北館建設と同時進行で進めるのでしょうか。当初の予定では、既存ビルの改修は2023年度~2024年10月までを工期とする予定だったと思います。
北側の北館建設用地にフェンスの設置が開始されました。これから本格的な仮囲いに変更されるものと思います。
一般車・タクシーロータリーと駅舎を結ぶ歩行者用の暫定アプローチも設定されています。
北館の建設には市バス運転士の詰所を撤去しなければ本格着工する事は出来ません。閉鎖と解体の準備を開始していました。
新しい詰所はバスロータリーの中に新築されています。
既に新詰所は完成しています。
駅ビルのリニューアルはJR西日本グループが行う事でそのノウハウやリーシング力も含めてかなり内容に期待のできるプロジェクトになるものと予想しています。JR西日本アーバン開発も名谷が持つポテンシャルの高さを認めているのでしょう。
駅ビルのリニューアルと合わせてロータリーの再整備も実施される予定です。いよいよ名谷駅周辺の再整備主要プロジェクトが始動します。
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