ポートアイランド医療産業都市の北側にある神戸大学医学部附属病院国際がん医療・研究センター(ICCRC)の敷地内にあった駐車場を活用し、同センターの増築工事が行われてきましたが、遂に竣工を迎えました。
新棟は「研究棟 メドテックイノベーションセンター」。地上7階 延床面積3,105平方メートル。新研究棟は病院内に置かれる医療機器の開発拠点の役割を果たす事が期待されています。
建物内には産学共創のレンタルラボやレンタルオフィスを設置し、入居企業を募集しています。ベンチャー企業や医療機器メーカーの企業社員と神戸大学の教員・学生が入り交じる空間になり、産学の連携が図られるよう設計されています。
医療センター前駅周辺は文字通り、先端医療を司る建物群によって占められており、神戸医療産業都市の中枢を構成しています。
ガラスサッシの開口による眺めと開放感のあるコーナー部には共創が促進されるように交流スペースやラウンジが設けられているようです。
持続的な医療機器の創出および創造的開発人材の輩出による地域産業の活性化が期待されます。医療機器の開発は、先端医療の発展には欠かせません。今後、エリアが医療機器やデバイスの一大開発クラスターへと成長を遂げる期待が高まります。
神戸大学医学部附属病院国際がん医療・研究センター(ICCRC)新研究棟 メドテックイノベーションセンターが完成
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