国内29の企業と大学(日立製作所、シャープ、三菱化学、第一三共、TOTO、島津製作所、神戸大、徳島大等)が、副作用の少ない次世代の抗体医薬品の研究開発を目的とした次世代バイオ医薬品製造技術研究組合を設立し、研究施設や実証プラントを建設中です。
もうすでに外観はほぼ完成していると言えます。
規模:地上4階
構造:鉄骨造
建築面積:約1,973平方メートル
延床面積: 約4,535平方メートル
竣工予定は3月末ともう間近です。次世代のバイオ医薬品の製造技術基盤確立を目指して拠点となる設備がいよいよ稼働を開始します。
甲南大学ポートアイランドキャンパスの西側で建設が進んでいたヘアケア製品メーカーのナンバースリーの新本社屋兼研究所・生産工場が竣工しました。
新社屋前には同社のロゴのオブジェが設けられました。夜はライトアップされているようです。
すでに旧本社の茨木から新施設のある神戸に本社を移転したようです。同社社員約150名中110名がこの新社屋で勤務しています。
営業車にも003のロゴが入っています。なかなか格好良いですね。
ポートアイランド2期地区で計画されている数々の拠点施設もかなり大半がすでに完成・稼働を開始しており、現在、建設されている施設が完成すると、新たなプロジェクトの数はだいぶ絞られてきました。
その中の一つが先日、神戸市が発表した創薬イノベーション拠点ビル。京コンピューター前駅のすぐ北側に計画されている研究ラボの集積施設です。
もう一つの目玉が神戸アイセンター。
民間施設としては現在、化学品メーカーMORESCOが第二研究棟を建設中の他、大日本住友製薬も拠点整備を予定しており、用地取得を検討中とのことです。臨床拠点が出揃う中、今後の発展の方向性がどうなるのか、企業集積のペースに拍車が掛かるのか注視していきたいと思います。
世代バイオ医薬品製造技術基盤開発施設とナンバースリー本社屋
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