今年8月の竣工を目指し、建設工事が進む連絡ロビー・エネルギー施設。建物外装の仕上げが進行する中、建物外の構造物構築整備も始まっています。
東町筋を挟んで連絡ロビー・エネルギー施設の向かいにある中央区総合庁舎の中程に仮囲いが設置されました。
開始された工事は「上空通路設置工事」。神戸市庁舎をつなぐ渡り廊下(上空通路)の設置に着工しました。施工者は連絡ロビー・エネルギー施設を建設している関建JVです。
中央区総合庁舎の2階には元々、ここに渡り廊下を接続させる想定で設計されていたので、窓等はありませんでした。
ただこの渡り廊下の反対側は、連絡ロビーの2階に接続するものと想定していますが、直線上に伸びると微妙にその位置が連絡ロビーの立地とズレている気がします。斜めに橋を架けるとは思えませんし、このズレはどう解消されるのでしょうか。
渡り廊下については、既に1号館と連絡ロビーを繋ぐ上空通路が完成しています。東町筋を跨ぐ上空通路も同じ黒のフレームとガラスで構成されるデザインになるものと思われます。完成は6月の予定です。更に将来的には新2号館との間にも渡り廊下が設置されるでしょう。
連絡ロビーの低層部は外装が既に完成しています。
中上層部の外装仕上げも進行しています。東側は完成予想パースに近い形での仕上げが進んでいるようですが、西側がどのような形で仕上がってくるのか少し心配です。東側と線対称のデザインだった筈ですが、設計が変更されている可能性があります。
東側は連絡ロビーフロア上の窓のない中層部分、カーテンウォールで覆われた高層部分の仕上げが既にほぼ終わっているようです。足場の間からガラスの反射が見え隠れしていました。ベールを脱いでお披露目の日も近いかもしれません。
そしていよいよ新2号館の建設に向けて動き出します。
東町筋を跨る上空通路設置工事開始 中央区総合庁舎と連絡ロビー・エネルギー施設を結ぶ動線
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
取材された状態から、道を跨いで足場が組み上がってますが、斜めの渡り廊下になりそうです。
改めて見ると、現中央区役所は旧3号館よりセットバックが大きいのではなく、歩道が広がったのでそう感じるのですね、