福岡

地域探訪: 福岡・西中洲で見つけた小粋なウォーターフロント商業施設 「SHIP’S GARDEN」



福岡市都心部の中枢商業エリアである天神地区に隣接する中洲。繁華街としてその名を馳せていますが、那珂川沿いは、福岡のウォーターフロントとしても整備されており、天神中央公園等を中心として賑わっています。その中洲に西端にあるのが水上公園。



その先端に建設されたのが、小規模商業施設「SHIP’S GARDEN」です。地上2階建の構造で、各階にレストランが出店しています。



水上公園なので、東側は緑地が整備されています。水辺空間を活用した市民の賑わい・憩いの拠点としてリニューアルされました。



緑地の中でシンボル的な存在の勾玉型のロングベンチ。



それ以外のエリアにはウッドデッキが整備されています。



ウッドデッキからSHIP’S GARDENの上階へとアクセスする階段。



階段は屋上ガーデンへと続いており、開放感に溢れています。



屋上ガーデンまで連なるウッドデッキと階段。



屋上ガーデンには日差し除けのシェードが取り付けられています。ガーデンからは、中洲一帯を一望する事ができます。



SHIP’S GARDEN1階には、ニューヨークタイムズで“世界一の卵料理”と絶賛されたスクランブルエッグやリコッタパンケーキを提供するカフェ・レストラン「bills福岡」が出店。2階には、創作広東料理を提供する「星期菜」がオープン。



中洲の先端を司り、話題のレストランを有し、船に見立てた外観デザインと開放的な眺望を売りにした施設。今後、整備の進む神戸の新ウォーターフロントエリアである新港突堤間の水域にも水上レストラン等の構想がありますが、こうした小規模レストラン施設が賑わいを生む要の一つになります。

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