ヴィーナステラス・ブリッジから眺めた神戸都心 2023年晩秋 TVドラマにも登場 公共交通機関でのアクセス必要

4月以来、7ヶ月ぶりに訪れたヴィーナステラス・ブリッジ。都心三宮やウォーターフロントの再整備が進行し、ここから眺める街の様相も変化を遂げつつあります。



ここ近年で最も大きく変わっているのは、やはり新港町エリアでしょう。竣工したベイシティタワーズ神戸WESTや業務ビルに加えて、左側には高さを増してきたEASTがタワークレーンを携えて頭を出してきました。またWESTの右側にはかろうじて、神戸アリーナの南側の一部も確認できます。手前の元町エリアでは、シエリア神戸元町が風景に加わりました。



そしていよいよ来月からライトアップを再開する神戸ポートタワーも再びヴィーナステラスからの景色に加わりました。



神戸駅の北西側でタワークレーン2機による大規模な建設工事が進むのは、ワコーレシティ神戸元町です。



大規模再開発が開始されている三宮駅周辺ですが、まだ新たな建物が立ち上がってくる段階ではありません。しかし雲井通5丁目エリアはそこにあった建物群がごっそりと無くなり、空間に変わっています。160m級の超高層ビル2棟がここに加わります。雲井通6丁目の規模がどうなるのか次第で、駅周辺の景観が更に大きく変化する事になるでしょう。



放映中のTVドラマ「たとえあなたを忘れても」で、遂にヴィーナスブリッジが登場しました。1話目からここからの夜景はインサートで使われていましたが、ブリッジとしての登場は初でした。

その効果か分かりませんが、テラス内にはいつもよりも多くの人々が訪れていました。中には外国人観光客も。ドラマがキッカケで来神者が増えると嬉しい限りです。

これまでもヴィーナスブリッジは数多くのドラマや映画に登場しています。



高台でここまでの標高がありながら市街地に近いロケーションはなかなか存在しないもしくはあっても街の規模はそんなに大きくないというのが通例で、ヴィーナステラス・ブリッジは非常に稀有な存在かと思います。問題はアクセス。車でない場合、各線三宮駅より市バス7系統「諏訪山公園下」下車、徒歩約20分が唯一のアクセス方法です。週末のみでも日中に2往復便、日没後に2往復便のシティループを三宮から直通運行できないでしょうか。