3年に渡って展望ロビーとしての機能は閉鎖されていた神戸市役所本庁舎1号館24階がようやく一般開放を10月14日より再開しました。再開にあたり、フロアの内装リニューアルも行われたとの事で、どの程度、変化しているのかについても期待を膨らませて、3年ぶりに1号館の24階を訪れました。
専用エレベーターを降りると、ホールは内装のリニューアルによって壁紙やカーペットの貼り替えが行われ、以前より明るい雰囲気に。
お待ちかねの展望ロビーです。カーペットが新品なのでフカフカでした。壁紙が綺麗になったので、白さの中にカーペットのブルーが際立ちます。
展望ロビー内に設置された「BE KOBE」のミニチュアモニュメント。
今やこのモニュメント人気は全国津々浦々に広がっているようです。
壁にはモニターも取り付けられました。展望ロビーを訪れる人々に向けて観光案内等に活用されるようです。
足を踏み入れにくい神戸三宮阪急ビル29階のビューラウンジよりも気軽に訪れる事ができるのが市役所展望ロビーです。
3年ぶりに24階から見渡す三宮。感慨深いものの、3年も経っている感覚はありませんでした。しかし風景は確実に変化を遂げています。
まさにようやくこの東遊園地のBefore・Afterの写真を掲載する事ができました。基本形状や配置は大きくは変わっていないものの、再整備後は園地内がスッキリとして、動線の改善や回遊性が向上している事が明確です。
大きく拡大したメインの芝生広場。4月の供用開始から半年が経過。大きなイベント等の開催もありましたが、ヘタリは見受けられるものの、芝はまだ絨毯としての役割を果たさせる位、しっかりと残っています。社会実験時に最も耐性のある芝を確認した効果が表れています。
にぎわい拠点のURBAN PICNICと芝生ガーデン。集客性を高める重要な要素です。猛暑が去り、公園で憩いの時間を過ごすのに最適な気候になりつつあります。
夏の間には木陰が多くの人々に癒しを与えていた「みちひろば」。既存のメタセコイアの並木道が再利用によって有効活用されるようになりました。
今後、更に再整備の手が入る予定の園地南側。こども本の森神戸が建設され、噴水は花時計に変更されています。
再発注によって新たな施工者を決定する事になった税関前歩道橋の再架橋工事。一体いつになったら完成するのでしょうか。
南側の眺望で更に大きな変化が生まれたのは、ウォーターフロントエリアです。
新港町の再開発によって、ベイシティタワーズ神戸WESTやジーライオンアワーズビル等が新たに風景に加わりました。EASTのタワークレーンも見えています。残念ながら、神戸アリーナは見えません。
西側ビューについてはこの3年で大きな変化は生じていません。唯一は、足元の三共生興スカイビルが解体され、今後、WDB三宮ビルが現れる予定です。
東側のUCCカフェコンフォート跡はサテライトオフィスや会議室になってしまいました。
西側のスープ房百済跡も壁ができてドアが取り付けられています。
将来的には再びテナントを募り、カフェ・レストランの営業再開を期待しています。
神戸市役所本庁舎1号館24階展望ロビーの一般公開再開!リニューアルされた展望ロビーと変化した眺望 Part1
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税関前歩道橋の写真を拝見していると、
改めて阪神高速3号神戸線と浜手バイパスの高架が
ウォーターフロントへの分断感を強めている
印象は拭えませんね。
新たな施工業者が決まった折には、高架の存在感を
味方に付けるような魅力的な動線のイメージ図を
示していただきたいものです。