名谷駅前の西側のコインパーキング跡地に計画されている分譲マンションとマンション2棟の建設プロジェクトがらいよいよ始動しました。
神戸市の市有地開発で名谷駅前への人口集積を図る為、住宅開発を目的とした事業者公募により、日鉄興和不動産株式会社・関電不動産開発株式会社の二社がこの土地を取得しました。
両社は敷地面積5,036.62平方メートルのこの土地に、地上15階・地下1階のマンションを建設する計画で、分譲が268戸、賃貸が50戸の計318戸が供給される予定です。また敷地内には小規模保育施設も整備されます。
着工予定は8月の予定でしたが、少し遅れての工事着手となりました。ただ当初の計画では昨年11月の着工を目指していた為、1年近い遅延が発生しています。
現在の竣工予定時期は2026年3月下旬となっており、2年半の工期を想定しています。建物の延床面積は23,881.09平方メートル。西神中央でも分譲マンションと賃貸マンションの双方を供給していますが、名谷でも同様の手法を用いています。
駐車場のアスファルトの撤去と土地の造成が行われた後、基礎工事に着手するものと思われます。
IAO竹田設計が設計を担当します。北側の角部に保育施設を整備する模様ですが、分譲と賃貸はどのように区分ける計画なのでしょうか。パースでは板型と箱型の2棟構成として描かれていますが、賃貸50戸で1棟を占有するのには戸数が少な過ぎます。
名谷にも老朽化した公営住宅や分譲住宅のストックがかなりあります。北区桜の宮団地の建て替えよりも名谷の開発の方が人口集積に与えるインパクトは大きいのではないかと思われます。千里中央のように民間による再開発を促進する施策で、名谷駅の後背地に広がる巨大な住宅群の活性化を進めていくべきかと思います。
リノベーション神戸・名谷 西落合1丁目の駅前住宅開発着工!318戸のファミリー住戸を新規供給へ
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