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雲井通5丁目の再開発始動に伴い、閉館した神戸市勤労会館の解体撤去工事も開始されました。建物を足場と防音パネルで覆い始めています。
足元周りの設備の撤去が進んでいます。南側に面する中央幹線も東行きの北側2車線を封鎖していますが、これは駅前から延伸する歩行者デッキの基礎を構築する為に、歩道下に余っているインフラ設備の移設工事を進める目的との事です。
勤労会館に接続していた歩道橋も仮囲いの中に含まれてしまいました。
既に階段は封鎖されて、勤労会館方面へのアクセスは出来ません。
勤労会館の東側の壁も足場で覆われ始めました。
三宮駅周辺の中・長距離バス乗降場の集約にかかる基本計画アドバイザー募集が行われたのは2016年の事です。ここまで来るのに6年を要しました。
ようやくこの解体風景を見る事ができるようになりました。三宮のプロジェクトはどれも計画から着手、完成に長い年月を要します。もう待つ事には慣れてしまっています。
東横INNも営業を終了しましたので、中央区総合庁舎と共に街区内の全ての建物が閉館し、解体準備が整いました。
サンパルの低層部も大胆に解体が進行しており、側面にポッカリと大きな穴が開きました。
しかし徐々に大規模再開発の波及効果は都心エリアでの新たな不動産投資へと向かい始めているようです。今年はJR駅ビル、バスターミナルビル、市役所2号館の主要開発案件の概要が明らかになり、三宮がいよいよ本格的に変貌を始めます。大きく変わりつつある他都市とようやく同じ土俵に立つ準備が整いました。まだまだ開発余地は残っており、神戸空港の機能拡張と大阪湾岸道路西伸部の建設進捗と共に都心とウォーターフロントの活性化を面的に広げていく必要があります。
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