ポートタワーリニューアル

神戸ポートタワー 開業60周年の2023年にリニューアル 屋外テラス整備を中心に改修を実施


神戸市はウォーターフロントの再整備計画に関する記者発表を実施しました。その中でも目玉となったのが、神戸ポートタワーのリニューアル計画です。1963年にオープンした同タワーは2023年に開業60周年を迎えますが、これを機に耐震化と施設のリニューアル改修を同時に行います。



リニューアルのハイライトはタワー最上部の屋上に設けられる展望テラス。地上100mの高さで海の風に吹かれながら神戸港や神戸の都心、山々をはじめ360度のパノラマを見渡す事ができる新施設です。



加えてタワーの足元の4階にも屋外テラスを設けます。



4階はカフェテラス等を想定していると思われます。



神戸ポートタワーを巡って神戸市は隣接する中突堤中央ビルと合わせた形で20年度の民営化を目指していました。コロナが拍車を掛けた格好ではありますが、この計画に遅れが生じていました。今回のリニューアルを機に民営化を実現させる模様です。運営事業者には、これらの新施設の追加に加えて、有効活用できていない地上1-3階、そして展望フロアの1-5階も含めた床の包括的な有効活用を期待したいと思います。改修工事は来年度より開始されます。

関連記事
ポートタワーリニューアル

中突堤中央ビル南館がいよいよ解体へ 24年3月末までの完了予定 跡地開発は北館や更に北側土地も含めた複合施設を模索できるか?

2022年10月27日
こべるん ~変化していく神戸~
改修工事中の神戸ポートタワーのお膝元で、かつてはKISS FM89.9の本社スタジオも入っていた中突堤中央ビルは、ウォーターフロント …
ポートタワーリニューアル

神戸ポートタワーの運営企業が決定!フェリシモなど3社に決まる 新タワーはウォーターフロントエリアの最先端スポットに

2023年4月20日
こべるん ~変化していく神戸~
耐震・リニューアル工事によって閉鎖されている神戸ポートタワー。当初は今夏のリニューアルオープンを予定していましたが、台風によるの影響 …
ポートタワーリニューアル

中突堤中央ビル南館解体及び跡地暫定広場完成 今週の神戸ポートタワー開業に備える 中突堤中央ビル跡地開発の提案

2024年4月24日
こべるん ~変化していく神戸~
解体が完了した中突堤中央ビル南館は、残る北館の解体が終わるまでは暫定的に広場として活用される事になっており、整備工事が進められていま …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。