解体撤去工事が進行するJR三ノ宮駅の三宮ターミナルビル。建物地上部の撤去がほぼ完了しましたが、この跡地に新しい動きがありました。
建物のあった場所の一部の仮囲いが撤去されて簡易柵に切り替えられています。
その内部には新たな仮囲いが設置され、路面はアスファルトで舗装されました。
中央通路はこれまで通りですが、これに面してアスファルトの広場が整備されている格好です。
新駅ビルの着工延期についての報道で、「神戸市は用地を暫定的ににぎわいづくりに活用する方針をJR側と確認した」と掲載されていましたので、暫定広場として跡地の運用を行うものと思われます。
神戸新聞もここをイベント広場とする内容の記事を掲載しました。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202012/sp/0013924673.shtml JR三ノ宮駅ビル跡地 期間限定でイベント会場に
コロナ禍の中なので屋外のイベント広場であれば活用の方法はいくらでもらありそうです。
残りの跡地は現状のまま仮囲いで仕切られたままになりそうです。神戸新聞の記事では新駅ビルに関しての計画の進展が見込まれる来年9月下旬までを予定すると報じています。つまりは来年10月以降に新駅ビルの開発が始動するという事でしょうか。
JR三ノ宮駅の西口でも新たな動きが出ています。改札外コンコースの天井パネルが撤去されました。
行われているのは天井耐震工事です。天井を耐震化し、軽量パネルに変更する予定です。
合わせて照明設備の更新も行われ、美装化が進められるものと思われます。
その奥では阪急の改札外コンコースがリニューアルによって一新されました。来春には完成を迎える予定ですが、同じフロアでJR駅とのギャップが大きくなってしましいました。
従って今回の天井改修はこのギャップを埋めるのにも一役買うものと期待しています。JRと阪急の間にある段差の解消は結局、断念されてしまったのでしょうか。
コロナが無ければ今頃は新駅ビルの概要が発表されていただろうと思います。しかし年単位での計画凍結を覚悟していましたが、来秋の計画始動であれば想像以上に早い展開が見込めるのかもしれません。見直された新たな計画の発表は来春あたりでしょうか。
JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル撤去工事 駅前に暫定広場を整備 西改札外コンコースの天井改修も始まる 新駅ビルは来年秋以降に始動!?
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク