中突堤かもめりあ東用地で建設が進められていたブライダル施設「ノートルダム神戸」が完成しました。その威風堂々とした姿は神戸のウォーターフロントの新しいランドマークとして鎮座しています。すでに話題性は十分なのか、施設の内外で挙式を検討するカップルの見学者が多数見受けられました。周囲のホテルやブライダル施設にはk強力なライバルが出現したことになります。
計画当初に報道されたスイーツ店の集積は取り止めとなった模様で基本的にブライダル専用施設となってしまった為、公共性は薄れてしまいましたが、唯一、施設外からも楽しめる噴水も完成しました。
建物正面の中央にある噴水が恐らく音楽や光と共にショーを繰り広げるものと思われますが、まだ運用はされていないのか通常の噴水でした。ショーは夜間のみなのかもしれません。すでに建物のライトアップは開始されているようなので、また近いうちに撮影に臨みたいと思います。
ショー開催時ではない通常モードの噴水はごく普通です。ショーが始まった際はどれ位の高さまで水柱が上がるのかが気になります。モチーフとなるパリ・ベルサイユ宮殿の噴水ショーは見たことはありませんが、ラスベガスの高級ホテルヴェラージオの噴水ショーはまさに圧巻です。あれ位のレベルの物ができれば、一気に神戸観光名物になること間違いありません。敷地的な制約でヴェラージオ程の物は期待できませんが、見る価値有レベルの完成度を期待したいですね。
世界遺産ヴェルサイユ宮殿の庭園で催される噴水ショーを日本最大級のスケールで再現しています。フランスの噴水デザイナーがデザインを手がけ、現地技術者が作成した各パーツを日本に運び組み立てて完成させたものです。日本では類を見ないシステムによって生みだされる水の動きは、ダイナミックかつ繊細。まるで、様々な表情を見せながら華やかに舞うバレリーナのようです。夜になると、水中ライトによる演出が加わり、水と光と音が織りなすロマンチックな空間が広がります。
神戸市中央区の中突堤に結婚式場を中心とした商業施設「ノートルダム神戸」が完成した。敷地内にはフランス・ベルサイユ宮殿の噴水を設計したデザイナーが手掛けた噴水があり、神戸市では新たな観光名所として期待を寄せている。
噴水は最大で幅27メートル、高さ20メートルまで水を噴き上げる。夜には音とライトアップのショーが楽しめる。また神戸市は施設運営社に、隣接の市有地に石のベンチを設置してもらい、噴水ショーを敷地外からでも楽しめるようにした。
ショーは休館日の火曜を除き午後6時45分、7時45分の2回。土日祝日は8時45分に3回目がある。
噴水エリアは意外に広い敷地を占めています。
中層階のバンケットは全てテラスが付随しています。歓談中には潮風に吹かれながら、神戸の夜景に酔いしれることもできます。挙式するカップルだけでなく招待客の間でも良い雰囲気が生まれて、次の挙式カップルが誕生するかもしれません。一部のエリアを一般開放して欲しいものです。
北側には車寄せのあるメインエントランスが整備されています。パルテノン神殿のような柱が何本も聳えています。こちらのサイドにも噴水が設置されています。
建物西側のエントランスゲートです。敷地は全てフェンスで周囲を囲まれています。
こちらが南側のエントランスゲート。
敷地の北側の大部分は来場者のパーキングとして使用されています。
景観的にはこの建物が出来たおかげで神戸のウォーターフロントが更に華やかになりました。周囲の個性的な建造物群に全く引けを取らない押し出し感の強いデザインはすでにエリアに溶け込んでいます。建物6階にはチャペルとラウンジが整備されていますが、このラウンジは一般開放されるのでしょうか。
何はともあれ、私が10年程前に運営していた神戸の開発に関するホームページでも、神戸のウォータフロント活性化に噴水ショーを併設した施設の誘致を提唱しましたが、現実化されたことは非常に感慨深いです。近日中に同施設の夜景及び噴水ショーを取材して来ようと思います。
ノートルダム神戸 -かもめりあ東用地-
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噴水、中突堤から見えるようにしてほしいです。
まーさん
一応、ベンチが整備されましたが、かもめりあと中突堤中央ビルの間のデッキが邪魔で見えないです。