ホテルモントレ神戸が4月7日(火)に開業 前途多難の船出にもめげずオープンを強行

2017年末に閉館したホテルモントレ神戸。その後、建て替えに向けて旧ホテルの建物を解体し、新築ホテルの建設を2018年秋からスタートしていました。そして4月7日(火)に新生ホテルモントレ神戸が開業しました。



北面の様子です。こちらには平面駐車場が用意されています。



建物のディテールは旧ホテルをモチーフにしており、淡いクリーム色のタイル、グリーンの窓枠等を踏襲しています。



西面には庭園のように植栽が設けられています。敷地の外縁部は装飾を施した黒の鉄柵で囲っています。



ホテルモントレ神戸の上にシンボルマークが取付られました。



基壇部にこのホテルの特徴をギュッと詰め込んだ形です。1階にエントランスやレセプション、オープンキッチンのあるイタリアンレストラン「サンミケーレ」、2階にサウナ付大浴場「トリニテ」等の共用施設を集めています。



まだ植えられた木や草花が貧弱ですが、成長に連れて様になってくるでしょう。



敷地を柵で囲うホテルというのも珍しいのではないかと思われます。



レストラン前はテラス席になっています。



エントランスアプローチはピロティの回廊を抜けてエントランスに辿り着く設計です。



ホテルモントレの基本コンセプトである欧州テイストの雰囲気をしっかりと体現しています。



噴水広場の様子です。周りにもテーブルセットを用意しています。



エントランス周りの様子です。内装も外装同様に凝った造りになっているようです。



エントランス前のシンボルツリーと庭園です。植栽に照明が設置されているので夜間の照明演出が美しいものと思われます。



タワーパーキングへ誘うスロープです。



建て替えられた新生モントレ神戸は以前以上に建物の外側に重きを移した設計になっています。

Before

After

華々しくオープンする予定でしたが、開業時期としては最悪のタイミングとなってしまいました。正直、開業を延期する可能性もあるのではと思っていましたが、オープンを強行しました。



近隣で営業していた姉妹ホテルのホテルモントレエルマーナ神戸は臨時休館となりました。ホテルの休業は極めて異例です。そこまで観光やビジネスにおけるホテル需要は深刻化していると言えます。