各工区で基礎工事が進行中の三宮新港町計画。大成建設の施工で建設を進めている超高層のツインタワーマンションの西棟は住友不動産が事業主ですが、この度、同社の住友不動産レジデンスが早々に物件の公式サイトをオープンさせました。物件名は「ベイシティタワーズ神戸WEST」。
https://www.sumitomo-rd-mansion.jp/kansai/bct_kobe/
ベイシティタワーズ神戸WEST 公式サイト
建設工事の進捗は山留工事と共にいよいよ杭工事が開始されます。基礎工事の本格着工と共にサイトを開いた形です。工区内では杭工事の準備が始まり、クローラークレーンの組み立て作業も行われていました。
住友不動産の手掛ける西棟WESTは眼前に遮る物が無く、ウォーターフロントを一望できる為に恐らくかなり注目度は高いと思われます。また今後、都心やウォーターフロント一帯にはタワーマンションの建設が禁止された事から事実上、このツインタワーが神戸最後のタワマンになるので、希少性も手伝って高額物件になるもの推測されます。建物規模は地上27階 地下1階 塔屋1階 延床面積37,067.69平方メートル 総戸数347戸で、構造は鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨造です。完成時期は3年後の2023年4月の入居開始予定で、竣工は恐らく2月頃と思われます。関電不動産開発の東棟は5月の着工予定で、合わせて700戸が供給されます。WESTの工区でタワークレーンが登場するのは来春辺りでしょうか。
南側のB街区です。何故かコーンが置かれて通路のような空間が出来ています。中央の歩行者デッキの建設地へ誘う誘導路でしょうか。文化施設棟の工区では引き続き山留工事が進行中です。
工区にはケーシングチューブ等が準備されていました。
B街区東側のフェリシモ・クリエイティブ・ランドの工区でも建設工事の進捗に動きがありました。
シートパイルによる山留壁の内側で遂に鉄筋の配筋が始まっています。
捨てコンクリートも打設されており、いよいよ建物本体の基礎構築が開始されました。
鉄骨の柱脚も見えます。今月から来月に掛けて基礎が築かれた後、いよいよ鉄骨建方が開始されるでしょう。早ければゴールデンウィーク前にも作業の始まりを確認できるかもしれません。同じく基礎構築を先行させているA街区のGLION本社は既に敷地の一部で基礎が完成していました。
5月には関電不動産開発の東棟ベイシティタワーズ神戸EASTの着工も控えています。恐らく駐車場棟の基礎工事も間もなく完了し、3棟の建物が鉄骨工事に着手するでしょう。三宮新港町計画はいよいよ地上に建物が出現し始める次の変化の段階に突入します。
三宮新港町計画 ツインタワー名称は「ベイシティタワーズ神戸」に決定 ! フェリシモ本社は基礎構築着手
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