1.5ヶ月ぶりに訪れた(仮称)オープンイノベーション拠点ビル新築工事の建設現場。前回は鉄骨工事の真っ最中でしたが、最早、躯体が完全に立ち上がり、仮設工事も終わって建物が足場と養生ネットに覆われた状態になっていました。
この建物にはこれまで神戸市が建設してきたウェットラボビルの中でもかなり力を入れている施設になる予定で、ノーベル生理学・医学賞を受賞した神戸医療産業都市推進機構の理事長を務める本庶佑氏が研究開発施設となる「本庶佑ノーベル賞受賞記念 次世代医療開発センター」の開設や神戸市とシリコンバレーの投資ファンド500スタートアップスが選定したスタートアップへの優先入居も行われる他、イノベーションパークと呼ばれる入居企業の交流ラウンジ、コワーキングスペース等が備わります。
スタートアップや起業支援にかなりの力を注ぐ神戸市と兵庫県は国連SDGsのイノベーション拠点の誘致に成功する等、独自路線でリードしている感もあります。
この施設も単なるラボビルから大きく路線を変更した複合用途を持つ建物として、完成後の活用に期待が高まっています。
南側に隣接するKCMI神戸医療イノベーションセンターと双子ビルのような様相となりました。規模もよく似ている他、設計者も同じ安田建築設計が手掛けたので当然なのかもしれませんが。
(仮称)オープンイノベーション拠点ビル新築工事 鉄骨工事完了 KCMIとツインビル化へ
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