ポートアイランドII期

DP-Lab KOBE 新築工事 大和ハウス工業のレンタルラボ施設 遂に鉄骨建方を開始!


大和ハウス工業が手がける「DP-Lab KOBE」は、特にライフサイエンス・医療産業分野**の研究開発を支援するための施設として、ポートアイランド2期エリア医療産業都市の計算科学センター前駅近くで建設されています。前回の7月取材時はまだ杭工事が進行中でした。



今回の取材時は遂に鉄骨工事が開始されており、3階までの鉄骨建方が進められていました!この建物の施工は何故か大和ハウス工業自身ではなく、浅沼組に委託しています。



建物用途はウェットラボを中心としたレンタルラボの供給で、医療産業都市においてこれまでも常に不足がちなレンタルラボを増設し、創薬や先端医療技術の開発を目指す企業をサポートする施設となります。



完成したばかりの東に隣接した神戸大学バイオものづくり共創拠点との間に整備される渡り廊下も構築が進行しています。



計算科学センター前駅の駅周辺北側に立地するレンタルラボ施設計5棟が最終的に2階レベルで駅と接続する事になる予定です。



DP-Lab KOBEは大和ハウス工業が参入する新規事業で、川崎市でも同様のレンタルラボ施設「殿町プロジェクト」を進行させています。



日本のレンタルラボはこれまで、神戸市も含めて地方自治体や公的機関、一部の民間資本のリサーチパークによる開発・運営が主流となってきましたが、 近年では大手不動産デベロッパーや製薬会社による開発が目立ち始めました。



隣接する南側の土地にも三菱商事他がレンタルラボ施設の建設を計画しており、神戸先端医療都市でも民間事業者による開発に移行が進んでいます。今後も医療都市の拡大と共に民間デベロッパーによるラボ施設は増えていくものと思われます。ただエリアに残る空地はかなり減ってきたので、今後は施設の高層化が必須になってくるのではないかと思われます。

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