各工区で基礎工事や地盤改良工事が進行する三宮新港町計画。先週まではこれまで過去最高の三点式ドライバの稼働数となった6機が投入されていました。近年の神戸の開発工事でこの数の投入は見た事がありません。
しかし週が明けてみると、その数は3機と半減しました。GLION本社ビルの現場ではその役目を終えて撤収されたのと、住友不動産の住宅棟工区からも当初に投入されていた2機が姿を消しました。
残るのは駐車場棟で杭工事を進める1機。
こちらの現場では既製杭の建て込みが進行しています。
残りの2機は前田建設工業の施工する住友不動産の工区で地盤改良工事が引き続き行われています。
GLION本社ビルですが、その正式名は「GLIONAwa-s Building」だそうです。同社グループ企業の本社機能集約だけでなく、賃貸フロアも備わるようです。年末には完成している姿を拝める予定です。
最も工事の先行していたフェリシモ本社ですが、杭工事の後は瓦礫の撤去が暫く続いており、なかなか基礎躯体の構築工事が始まりません。
ウォーターフロント最前線の一部に現場が見えます。三宮新港町計画が完成すると、モザイクから眺める港から三宮に至る景観は大幅に見映えが良くなるでしょう。各施設の夜間の照明演出も義務付けられている為、夜景も期待できます。今年度も残り2ヶ月となりましたが、II期となる第2突堤とその基部の再開発に向けての土地の譲渡は締結されたのでしょうか。高層ホテルや賑わい施設のプロポーザルが想定されます。
三宮新港町計画 三点式パイルドライバの稼働数は一転半減!
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