シティタワー神戸三宮 -旭通4丁目地区再開発事業-

11月2日以来、約1ヶ月振りのシティタワー神戸三宮及び旭通4丁目市街再開発の状況です。前回は20階到達が記事のメインでした。4日に1階のペースで順調に建設が進んでいるので取材日にはすでに28階に到達。29階の躯体工事が開始されている様子でした。もう30階の大台に大手を掛けています。



27階を越えたので上棟までの工程の半分はすでに終えたことになります。そろそろ超高層の一般的な基準である100ｍを越えます。現在の倍の高さまで階層が積み上げられる訳ですから、その高さはこれまでの神戸ではまさに規格外です。



南側は正面となるファサード。手前の建築事務所は本体の躯体工事が完了すれば解体されて正面玄関へのアプローチや集会施設が整備されます。



商業施設棟もセットバックされたホテル階がだいぶ高くなってきました。もう上棟も間近でしょう。商業フロアの外壁の様子がだいぶ現れてきました。



一部、ルーバーやフレーム、ガラスから構成される部材が姿を見せています。



模型と照らし合わせると一目瞭然ですが、東側の壁面に庇のように出っ張った部分がこの部材のようです。ルーバーの部分は模型では表現されていません。



生田新道からのシティタワーもだいぶ高さが増して様になってきました。タワークレーンのジブ先端の高さが150ｍ位でしょうか。そこから考えると更に50ｍ近くも上に塔屋ができることになります。



駅前からの存在感も増しています。竣工すると北側からではまさに駅前のランドマーク的な存在になります。南側では駅前でミント神戸が聳え立つので、デッキの一部からちらりと見える程度でしょうか。駅のホームからはよく見えることになるでしょう。



引きでもう1枚。そろそろ至近距離からの撮影は辛くなってきました。この規模の建物になると距離を置いたほうが建物の特徴がよく分かります。



市役所展望ロビーから。33階からはセットバックが行われて本体が細身になります。



神戸の街がますます立体的になってきました。紅葉に染まる六甲の山々と裾野から広がる神戸の街並みです。そろそろ100ｍを越える新しい高層オフィスビルが三宮に欲しい所です。