布引町TAKAIビル

布引町TAKAIビルが竣工 イスズベーカリー本店もリニューアルオープン!

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布引町2丁目・加納町交差点北東角にあったイススベーカリー本店を含んだ狭小地を集約して、敷地416.0平方メートルを一体的に再開発した布引町TAKAIビルが竣工しました。建物規模は地上10階 高さ34.93m 延床面積3,026.54平方メートルで、建物の用途は店舗、共同住宅、事務所の複合ビルです。同様の開発は下山手通4丁目の「トルチェ元町山手」が前例としてあります。

事業主の高井商事は神戸や関西各地で営業するMother Moon Cafeを運営している企業で飲食事業だけでなく、不動産等、多角化経営を行っています。

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店舗が1-2階に入る低層部周りと外構の様子です。

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付近のビルに仮移転していたイスズベーカリー本店が9月8日に再び創業の地に戻って営業を再開しました。本店リニューアルオープン記念としてオリジナルグッズを販売中です。

http://isuzu-bakery.jp/?p=2582

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1階の東側はローソン、2階はローソンのmachicafe・イートインスペースとなりました。

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賃貸住宅のエントランスです。かなり豪華な造りです。住宅部分は「Villa Maria」と名付けられ、3-8階の6フロアを占めています。1LDK~2SKDKが用意され、かなり高級仕様のデザイナーズ賃貸マンションです。カーテンウォールの部分も8階までは賃貸マンションのリビングのようです。

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加納町交差点付近はここ数年に渡って、建物の更新や開発が相次ぎました。加納町ビルやユニゾイン神戸三宮が先行し、そして布引町TAKAIビルがその開発を締め括った形です。同ビルとソーラービルの間のコインパーキングも開発が予定されているはずですが、頓挫したのか保留しているのかは分かりません。

加納町交差点は三宮クロススクエア構想の進捗に合わせて、立体交差への改造が検討されていますが、具体的にいつどういった形で工事が実施されるのかはまだ未知数です。しかし交差点としての重要性はますます高くなる事は間違いありません。やはり角地にはランドマーク性の高い建物が建設されるべきだという事を布引町TAKAIビルの完成によって再認識させられました。今後もこうしたデザイン性の高い建築物を奨励していく制度が欲しいところです。



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POSTED COMMENT

  1. kingi より:

    規模が小さくてもこういうデザイン性の高いビルが
    要所要所に建ってくれると
    街並みが華やかになって良いですね。

  2. しん@こべるん より:

    デザイン性の良さに対する何らかのインセンティブがあれば良いですね。

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