海岸通と京町筋の西側角地で建設中である(仮称)ポルシェセンター神戸。基礎工事が完了し、地上躯体構築となる鉄骨建方が開始されました!
この建物の特徴である東側のアール部を含めた海岸通側の鉄骨から組立が進められています。低層部は地上1-3階までで、隣接するチャータードビルと高さを統一した形です。
パースに示されていた途中階の長方形の窓枠の鉄骨が確認できます。基本デザインはパースに忠実のようです。
当初に公開された完成予想パースの出来が簡素過ぎてディテールの表現が無く、建物の外装材が分からないので完成してみないと仕上がり具合が分からなかったのですが、ようやく正式なパースが事業主のベルク社から発表となりました。
皆さんからも酷評だったデザインからかなり修正が入り、少なくとも低層部はポルシェセンターに共通した上質なメタル感が表現された外装です。また3階も連続窓に変更された他、南側の壁面には吹き抜けに合わせて切り込みのようにカーテンウォールと装飾を取り付けた部分を追加する等、ディテールに趣向が加わりました。上層部はシンプルなままですが、色調は以前よりも明るくなっています。
海岸通と京町筋交差点は今後、新港地区の再開発が進行すると、ウォーターフロントから見た都心地区のゲートエリア的役割が強まりますので、景観上なおける重要性が高くなります。まずは以前より改善されたデザインと外装を纏った建物になるようで一安心です。
(仮称)ポルシェセンター神戸新築工事 海岸通・旧居留地計画
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