iPS細胞を活用した目の再生医療の研究と治療を目的とした神戸アイセンター。建設工程は鉄骨立方に移行しました。すでにデッキの前まで鉄骨が組まれ始めています。
建物のスケール感が分かるようになってきました。奥行きがある建物です。目の前にデッキとポートライナーの高架軌道が立ちはだかるので建物の全体像を収めるのは困難です。
すてに6階部分の鉄骨が姿を現しています。建物は7階建てです。予定では鉄骨立方作業は5月末までとされていますが、そんなに掛からないのではないかと思います。ゴールデンウィークの作業予定次第ですが。
敷地西側は各種鉄骨の準備加工と資材置場として使われています。L字型の建物の下横棒の飛び出た部分です。まずは縦棒の部分の鉄骨立方を完了させ、その後、この部分の作業を行う2段階工程となる模様です。
キメックセンタービルから眺めると全体像を捉える事が出来ます。5-6階の側面の鉄骨はブレス状に組まれています。筋交いとして、耐震構造補強の役割を担っているものと思われます。
iPS細胞を活用した網膜再生治療は理研が世界をリードして神戸で研究成果を生み出しています。神戸アイセンターはこの研究成果を活かして、治療の実用化を担う先端医療機関となる事でしょう。
建設中のアイセンターからポートライナーの軌道を挟んで正面にある旧KIFMEC神戸国際フロンティアメディカルセンター。昨年の病院破綻以降、閉鎖状態にありました。期待値の高かった施設だけに残念な形で閉鎖されましたが、この建屋を新たに有効活用する術が予想以上に早期に決まりました。神戸大学医学部病院の「国際がん医療研究センター」として開院。
シスメックスが同院に寄付を行うようです。がんの先進的外科的治療を実施する他、次世代医療や医療機器の研究開発、国際的な医療研究・教育の拠点としても活用される予定とのことです。医療産業都市の中心エリアに真新しい幽霊ビルがあるというのは今後の企業や医療機関誘致や進出にも水を差しかねない可能性があっただけに、早期に解決した事は幸いでした。
(仮称)神戸アイセンター新築工事 鉄骨建方進む
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Kifmec跡地が早急に決定したのは安心しました。よかったです。
KCMI神戸医療イノベーションセンターが京コンピュータ前駅前にできたばかりですが、その北側用地でまたまた同様こテナントビルの建設(募集)が予定されているようです。このあたりのテナントビル需要は高そうです