メリケンパーク再整備

いよいよ今週5日に完成式典と全面開放が迫るメリケンパークのリニューアル。神戸港開港150周年記念事業の一環及びウォーターフロント地区の活性を目的に昨年秋より改修工事が進められてきました。解放エリアは更に広がり、立ち入りのできない部分は公園南側の一部のみとなりました。



西側のエントランスにはこんな洒落たゲート兼照明塔も備え付けられました。



高速船展示スペースやサンタマリア号が撤去された事で遮る物が無くなり、スッキリと開放感溢れる空間が広がっています。



土台のコンクリートの打ち直しや屋根の改修によってリニューアルされた屋外ステージ。完成式典や今後、公園内で行われる様々なイベントで活躍する事でしょう。



閉鎖されていた西側パーキングも供用が再開されました。



文字が埋め込まれた路面ブロックですが、地上からは辛うじて1868が認識できます。歩いていたら気づかないかもしれませんね。ポートタワーから望むと一目瞭然です。



今回のニリューアルでは路面ブロックの再敷設と照明設備の更新が基本となり、様々な形状の照明が園内には備え付けられました。



遮る物が無いので園内から三宮のビル群も綺麗に見えます。



芝生広場は無造作に生えていた木々を整理し、再配置を考えた上で新たな植樹が行われました。芝の養生の為、6月までは立ち入り禁止となります。



5日まで公園の南側はまだ未開放です。



芝生広場の間の通路です。



陽射しを遮る木陰も必要ですので、一部の既存の木々も残されています。



芝生広場の木々は全て夜間にはライトアップされます。無数の照明設備が地面に埋め込まれています。



中央通路の様子です。分離帯となる花壇に備わった照明塔はフラワーロードに備わるものと同じですが、白に塗装されました。



桜並木はまだ並木と呼べるようになるには数年以上はかかりそうです。じっくり見守っていきましょう。



スターバックスも建物は完成済です。



開店は4月21日を予定しています。全国で公園内に営業しているスタバはどこも大人気です。神戸メリケンパーク店も人気店になる事は間違いありません。



東側の車両搬入口には一般車の進入を防ぐロボットゲートが整備されました。



昼間のメリケンパークは空と海と街の繋がりを感じられる開放的なオアシスとして生まれ変わりますが、醍醐味は夜になるような気がします。来週末にはその模様を取材して、お伝えしたいと思っています。