東遊園地の芝生改修と並んで市が進める三宮クロススクエアの布石として、葺合54号南線の改良工事が進行中です。改良内容は主に歩道幅員の拡大と再整備です。2週間ぶりに工事の進捗状況を確認しに行ってきました。
先行工事の進む東側はアスファルトを剥がした跡、浅く掘削しつつ新たに電気ケーブル等の敷設が行われています。
歩道に端にあった郵便ポストが歩道の中央に立っています。
コンクリートが打設された基礎。電気ケーブルやボルトが取り付けらえています。新たな街灯が設置されるものと思われます。
既存のイチョウの木の周りには新たなコンクリートの枠ができました。つまりは街路樹は更新されずにこのままイチョウ並木が維持されることになるようです。残念。イチョウを維持するのであれば、御堂筋並みにもっと枝葉を伸ばして見栄え良くして欲しいです。現状は伐採し過ぎて貧相極まりないです。
出だしは一気に工事が進んでいくのかなと思っていましたが、意外に時間を要しそうです。やはり美しい通りには美しい街路樹が似合います。新緑が覆い茂げ始めるこの時期。大丸前の明石町筋や浪花町筋はケヤキと思われる木々が非常に綺麗です。明石町筋は葉が全て散っても街路樹が存在感を放ち、惚れ惚れします。通り沿いの建物も重厚感があって紛れもなく神戸を代表する美しいストリートです。葺合54号南線も明石町筋を目指して欲しいです。
浪花町筋
明石町筋
葺合南54号線改良工事
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私もよく通る場所ですがスタバの横は道幅も狭く駐輪も多くすれ違いに気を使う場所でしたので
通りやすくなるのはありがたいです。
おはようございます 再生で 人の流れを取り込みたいですね
このプロジェクトを悪いこととは思いませんし、街の美観形成はどんどんやって欲しいですが、現市長はどうも女性的な感覚をお持ちのような気がします。
さきの三宮再生構想においても、アンケートで男性は開発推進派と現状保守派が半々。それに対して女性の意見はショッピングとグルメ、イベント性のある場所の立地があればという意見が大半でした。まあ嫁を見ていてもそんなもんだと思いますが、このブログの読者とはかけ離れた意見が多かったですね。人口の半分は女性ですし、その意見は大事でしょうがね。
神戸開港150年を控えて、この葺合南54号線の整備(ママチャリ置き場にならなければいいのですが)、東遊園地の芝生化、ポートセンターの建設、目玉がメリケンパークのスタバ開業とはあまりにも貧弱です。これで夜景が見れる図書館が実現した日には…。
現市長は建築物関係には興味なさそうだし、主役が民間でなければ大きいことはあまり期待できなそうな気がしています。
この界隈では浪速町筋が一番好きです。夏でも木陰が程よくできて良い風が吹いていますね。セミの声など聴きながら歩くととても心地よい素敵な通りです。木々や昆虫など生き物がいる街にはどこかしら安心感があります。
公園・広場も同じで人工芝やゴムチップのグランドにすると砂埃が立たないとか雨の日に良いとか安全とか…利点もありますが、生き物に囲まれると言う感覚がなくなるようで少し抵抗があります。
剪定費用が数年間かからない様にするために枝ごと伐採しちゃうんですね。
東京から神戸に帰って来ると神戸の街路樹の少なさや
貧相さに目を覆いたくなります。
ちなみに今、中央区から東灘区も国道2号線の街路樹に
黄色いテープが巻かれている木が多数ありますが
全て伐採されます。
倒木の恐れの有る老木が対象ではありません、
幹の直径が10cm程度の若い木も対象です。
間引きのための伐採ですので後に何かを代わりに植えるということも
有りません。
おそらく3割から4割の木が伐採の対象になってます。
沿道住民の方、今年が綺麗なイチョウ並木が見られる最後です。
来年以降は殺伐とした殺風景な国道になります。
ちなみに中央区以西は昨年までに伐採済みですので、
非常に荒涼とした風景が広がってます。
国道沿いの街路樹の剪定はわたしも非常に気になっています。外国人の目には、まるですべての街路樹が病気になっていると訝ってしまうそうです。イチョウは銀杏の実が伐採される理由でしょうかね。傷だらけで可哀想です。
これよりは、まず市街地の主要幹線道路の完全電柱地中化を推進する方がいいんじゃないでしょうか。町の美観を促すのはこっちの方が効果あると思います。