JR・山陽明石駅前で進行中の明石駅前南地区第一種市街地再開発事業。ダイエー明石店をはじめとする複数の建物を一体的に再開発し、地上34階・地下1階建ての超高層住宅棟と地上6階・地下2階建ての商業・公共施設棟から構成される複合ビルが誕生します。
野村不動産の分譲マンション「プラウドタワー明石」となる超高層棟。すでに199戸全戸を完売する人気ぶりです。躯体工事は順調に進んでいるようで現在、25階に到達。もうあと9層で上棟するところまで工事が進捗しています。周囲でもすでに最も高い建物になり、遠望できるようになりました。
複合施設棟はすでに外観一部が完成して、養生ネットや足場が撤去されて外装部が見えるようになっています。
3月に公募によって決定した施設名のロゴも頂部に取り付けられました。施設名は「パピオス明石」。パレス(殿堂)、ピアッツァ(広場)、オアシスを掛け合わせた造語で名古屋市の男性の応募作とのことです。
パピオス明石の商業フロアに進出する中核テナントも決定したようです。売場面積は3,054平方メートル。ダイエーに入居していたジュンク堂やオカノ薬局、ローソンなど14者ということです。現在、仮設店舗で営業中の地権者店舗も恐らく戻ってくるものと思われます。開業は12月1日を予定しています。もうあと7ヶ月です。
2号線側はまだベールに包まれたままです。
駅前広場に構築中の再開発ビルと駅を結ぶ屋根付き歩道もほぼ完成しています。
その奥に再開発ビルのメインエントランス部に整備される大階段が見えました!この向かって右側がガラスカーテンウォールで覆われた複層に渡る大吹抜け空間となります。
駅前広場の再構築も着々と進んでいるようです。先行した東側のバスターミナルに続き、西側のタクシー/一般車用のロータリーも再舗装や新たな中央分離帯整備が完了し、新規でLED街灯も設置されていました。まだ殺風景ですがこれから植栽等が行われると潤いが出てくると思います。
バスターミナルにも同様の街灯が設置されています。こちらにはこれからY字型に駅とパピオス明石、駅前広場の東側に完成した再開発ビル「ラポール明石」を連結する歩行者デッキが整備される予定ですが、まだ工事が始まる気配はありません。
駅前再開発に伴って改装された高架下の駅ナカ商業施設「ピオレ明石」。その前にある歩道の整備は一旦、完了したかに見えましたが、再度、工事が行われています。
2号線は一部車線が規制されて老朽化した歩道橋の架け替え工事が行れています。
歩道橋前にあったビルが解体されたので一連の再開発に誘発された建て替えかと思ったのですが、実は新たな歩行者デッキを設置するための解体でした。すでに鉄骨造の階段が姿を現しています。
締めは明石公園から望むプラウドタワー明石とパピオス明石です。完成した姿が想像できるようになりました。
明石駅前南地区第一種市街地再開発事業
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明石の発展は、神戸都市圏が大きくなるということでもあります。
是非明石駅前の再開発、成功さしてほしいと思います
こんばんは 明石の発展 期待しています 神戸以西地区の人口減少を九州から心配しておりまして 今回の明石 加古川 姫路等 の 発展 期待しております
takahiroさん
そうですね。明石駅前は旧市街的な位置づけになってしまっていましたが、明石の中心としての復権がこの再開発に掛かっています。
黒霧さん
姫路は頑張っています。明石も今回は本気です。