明石

地域探訪: 明石・西明石駅周辺再整備 「西明石まちづくり」が進行中


JR西日本と明石市が共同で進めているJR西明石駅南側周辺一帯の再整備プロジェクト。同社の駅前保有地に駅ビルを建設する他、ロータリーや駐輪場を整備。更には同社社宅の跡地に大型分譲マンションを建設し、これらを結ぶ道路を拡幅して動線の改良を計画しています。



まずは西側の社宅群4棟が解体されました。敷地面積約8,600平方メートルを有した広大な土地にJR西日本不動産開発や三井不動産レジデンス、野村不動産、関電不動産開発が共同で取り組む地上20階 総戸数340戸の大規模マンション「ジェイグランシティ西明石タワーウェスト」を建設します。



建物の設計はジェイアール西日本コンサルタンツ。施工もJR西日本子会社の大鉄工業が担います。



明石市はこの開発に伴って、西明石駅南線の道路の改良や駅前広場、交通広場を再整備を進める他、老朽化した地域交流拠点施設の建て替えを進める計画です。



現在、地域交流拠点として稼働している明石市立勤労福祉会館・サンライフ明石。前述のJR西日本社宅跡地に新築移転を計画しています。



新施設は現サンライフ明石の機能を維持しながら、新たに「本のまち明石」を推進する図書コーナーと地域交流スペースも整備。地上4階建ての規模で、西明石地域交流センター「icotto」として、26年度の開館を目指しています。



既に敷地内では鉄骨造の建物の鉄骨建方が開始されています。



敷地計画上、北側の道路に沿って立つ建物は見たらないのですが、マンションのモデルルームでしょうか。ただその割には重量鉄骨を使って、本設建物のような雰囲気です。



共用施設として、整備されるプレイスウェスト。ブックカフェラウンジ等、住民の交流拠点としての機能を発揮する予定です。

また東側にもまだ社宅棟が残されていますが、こちらはII期計画として、約500戸の分譲住宅が供給される予定です。同じく地上20階建ての「ジェイグランシティ西明石タワーイースト」となる事は間違いないでしょう。



ジェイグランシティ西明石タワイーストの建設を開始する為、その南側で新たな社宅の建設がスタートしました。高層化して戸数を確保します。



総戸数800戸の大規模住宅、地域交流センター、駅ビル、社宅等、西明石駅南側の賑わい増と活性化を達成する再開発が進行し、子育て世代に人気の明石に、数千人が集う新しい街が誕生します。

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