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JR灘駅南駅前広場がグッドデザイン賞を受賞!進化し続ける「ウォーカブルな神戸」の注目スポットまとめ


神戸のあちこちで街の風景がガラリと変わり、「すごく歩きやすくなった」「居心地の良い空間が増えた」と感じさせるスポットが増えてきましたが、神戸市が推進する街の再整備プロジェクト「リノベーション・神戸」の一環として完成した「JR灘駅南駅前広場〜灘の森テラス〜」が、2026年度のグッドデザイン賞を受賞しました。

今回は、受賞した灘駅前広場の魅力や評価ポイントをはじめ、ここ数年の神戸の再整備でグッドデザイン賞を獲得した注目エリア・スポットをまとめてご紹介します。



まず注目したいのが、今回話題となったJR灘駅南駅前広場(灘の森テラス)です。  

王子動物園や兵庫県立美術館などを結ぶ「ミュージアムロード」の拠点でもあるこの場所。単なる「駅前広場」を超えた、ダイナミックで温かみのある憩いの場に生まれ変わりました。



審査委員から特に高く評価されたのが、「道路上の空間を巧みに活用したデザイン」です。

本来は道路である複雑な制約のなかで、木々を包み込むような美しい大型シェルター(屋根)を連続して配置。日陰や雨よけを作り出しつつ、緑豊かな「森」と一体化したような幻想的な景観を作り上げています。



審査委員のコメント(抜粋)

底地が道路でありながらこれだけ多くのシェルターがかけられたプロジェクトは、他の地に勇気を与えるもの。灘駅にしかない唯一無二の風景を提供している


地域のワークショップを通じて市民の声を取り入れながら完成した空間だからこそ、日常的に子どもからお年寄りまでが心地よく過ごせる「街のサードプレイス」になっています。

神戸市では、都心部を中心に「ウォーカブル(歩きたくなる)な街づくり」が進められており、デザイン的・社会的評価を受けるスポットが続々と誕生しています。

ここ数年で受賞を果たした代表的なエリアをおさらいしてみましょう!



① 東遊園地(2023年度 グッドデザイン・ベスト100)

三宮の南に位置する都市公園「東遊園地」は、大規模なリニューアルを経て2023年度グッドデザイン・ベスト100に選出されました。  



魅力: 「URBAN PICNIC(アーバンピクニック)」などのにぎわい施設や芝生広場、カフェ、木陰のテラスが整備され、まさに「市民のアウトドアリビング」として大人気。  

評価点: 官民連携(Park-PFI)を活用し、社会実験を通じて市民と一緒に空間を育ててきたプロセスそのものが高く評価されました。  



② サンキタ広場・サンキタ通り(2022年度 グッドデザイン賞)

阪急神戸三宮駅の北側エリアも、再開発に合わせて劇的な変化を遂げました。  

魅力: かつて車道だった「サンキタ通り」を歩行者優先の石畳道路へと改修し、沿道店舗のテラス席と一体化。隣接する「サンキタ広場」にはユニークな造形ベンチが置かれ、人々が自由に腰掛けられる広場になりました。  



評価点: 建物と公共空間の境目をなくし、街に自然な賑わいと「歩きたくなる楽しさ」を生み出した先進的な都心整備として評価されています。



③ ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)(2025年度 グッドデザイン賞)

新港突堤エリアのウォーターフロント再開発のシンボルとして誕生した多目的アリーナです。

魅力: 270度海に囲まれた港町ならではのロケーションに建ち、アリーナ周辺には海を眺められる広場や飲食スペースが広範囲に整備されています。  



評価点: イベント開催時だけでなく、日常的にも人々が集まり海辺を楽しめる景観デザインと、環境負荷に配慮した設計が高次元で融合している点が評価されました。  

JR灘駅南駅前広場の受賞をはじめ、近年の神戸の再整備は「コンクリートの綺麗さ」だけでなく、「そこで過ごす人の心地よさや過ごしやすさ」を一番に考えてデザインされていることが分かります。時間は掛かっていますが、確実に街中が少しずつ新しく生まれ変わりつつあり、神戸の「グッドデザインな空間」が増えており、10年後には都心やウォーターフロント全体がデザイン都市を標榜できるようになるのではないかと思います。これからもグッドデザイン賞を受賞するスポットは続々と増えていくでしょう。

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