JR神戸駅前北側広場の本格的な再整備工事が遂に開始されました。2030年頃の完成予定と、まだ5年以上先となるプロジェクトではありますが、段階的に整備を進めていく模様です。
まず着手したのは、東西2箇所に設置する地下タワー式駐輪場の建設。この工事期間中に使用できる仮設駐輪場整備の為、広場中央付近の花壇やベンチを解体撤去し、スペースを確保します。
タワー式駐輪場は現在の駐輪場ドームのある敷地に建設されます。
既に敷地内の一部は閉鎖されて、準備工事が開始されています。
仮設スペースの駐輪を案内する掲示が貼り出されました。
地下タワー式に変更する事で、駐輪収容台数は飛躍的に増加します。三宮や元町では導入していないこのタワー式駐輪場を神戸で採用したのは、神戸駅前を都心の一部としつつも、後背エリアの住宅街を見越しての対応策として考えられます。
駅前の再整備の他エリアについては、現在も本格的な工事を開始する為の準備工事を展開中です。
現在、バスロータリーの西側で複数の重機を投入して地中工事が行われています。
駅前再整備工事の開始には地中にあるインフラ設備の移設が必要になってきます。駅前広場の再整備が長期化しているのは、このインフラ移設に大きく時間を割いているからに他なりません。
この工事はその2として、来春まで続く予定です。場所を移動しつつ、徐々に完了エリアを拡大しています。ひとまず駐輪場の完成後を待って、バス・タクシーロータリーの再編が開始される予定です。
JR神戸駅前広場再整備・地下タワー式駐輪場の整備が本格的に開始される 広場整備は未だ地下インフラ設備移設中
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
2023年度のJR駅の乗降客数のランキングが出ておりました。これまで神戸駅は長らく7位が定位置でしたが、最近広島駅再開発に伴い8位に転落していました。その後他駅はコロナ後をへて回復する中、低落傾向は変わることなく、2023年度は岡山や高槻よりも下回り、なんと12位まで落ちてしまいました。
umieなどハーバーランドのテコ入れだけでなく、やはり西側にもオフィスビルの建てかえの促進をうまく図らないと神戸駅の長期低落傾向に歯止めはかからない様に思います。