本格的に工事が開始されたJR神戸駅前広場再整備。北側駅前広場は、まず南西側の駐輪場跡地に地下タワー式の新駐輪場を建設する工事が進行中ですが、北東側のタクシーロータリーについても封鎖されました。
ロータリーのみなく、周囲の歩行者空間も封鎖されており、内部で工事が始まっています。
このタクシーロータリーで行われているのも地下タワーレコード駐輪場の建設です。南西側と同じくJR西日本グループ会社の大鉄工業が施行を担当しています。
工期は2027年3月末まで。アスファルトの舗装を撤去しています。地下タワー地下駐輪場は南西側に3基(700台)、北東側に2期(400台)が整備されます。
ただ北東側の駐輪場整備予定位置はロータリーの最北端ですが、現在はロータリーの南側の工事が行われています。タクシープール・ロータリーの再整備と地下駐輪場の整備を同時に進める計画なのでしょうか。
工事開始に伴い、タクシー乗り場の位置が変更になっています。
仮設のタクシー乗り場は駅東側の高架下に移動しました。駅からは少し距離があり、以前のように常にタクシーが待機している訳ではないので、不便になってしまいました。
早期に新タクシーロータリーが完成し、供用が開始される事を望みます。
駅前のあちらこちらで工事が始まり、広場の再整備を周知する看板が立てられました。
南西側の駐輪場整備も重機による掘削が進められています。地下タワー式駐輪場が完成すると、バスターミナルを南側に移し、サンポルタ広場を覆う現在の屋根の撤去が始まる事になります。一時的にサンポルタ広場から青空を眺められるようになるでしょうか。
マクドナルドが閉店した店舗区画にはバーガーキングが出店するようです。オープンは7型15日。ハンバーガー店の営業が継続します。
駅前のテナントビル「アークプラザ」の7・8階にあった老舗中華料理店・平安閣が閉店してから3年。空テナントだった2フロアにオープンしたのが「FIT PLACE」。24時間営業のフィットネスグラブです。最近、空き期間の続くテナントには必ずと言っていい程、フィットネスが入居する例が増えています。
3年前に完成した神戸フロントプラザですが、まだ9階の内、3フロアに空きが残っています。今春に完成した平山商会本社ビルのグランフロント神戸もまだ上層階でテナントを募集しています。駅前広場再整備を1日でも早く完成させ、駅前に賑わいを創出し、テナントが埋まるようにしなければ、新たな開発は行われない事になります。