新長田

JR新長田駅前にバスロータリーを整備 2019年度に完成予定



神戸新聞が報じたところによると、神戸市は2019年度中にJR新長田駅前広場を改修し、新たにバスロータリーを整備。駅周辺に散らばるバス停の集約化と路線網変更によって同駅前を交通拠点とする事で乗降客数増加と将来的には快速電車の停車をも睨んだ公共事業となる計画です。現在の駅前広場は車が乗り入れない歩行者空間と噴水広場となっていますが、あまり有効活用されていません。



これと合わせて建設中の新長田合同庁舎へのアクセス路となる地下道も全面リニューアルを図り、利便性と賑わいの活性化に繋げます。新長田地区では計画されていた44棟の再開発ビルの内、すでに40棟が完成しており、特に住宅開発を民間事業者への公募に変更してからは加速度的に開発が進みました。人口は震災前の1.4倍に膨れ上がり、ファミリーの街へと変貌を遂げました。



商業面では特に2号線より南側の大正筋とその通り沿いの再開発ビルにおいて空きテナントが目立ちます。この打開の為にこのエリアに合同庁舎が建設されており、約1000人の就業人口増加によって昼間人口は震災前の水準に回復する見込みです。また庁舎には県の税事務所が集約される為、来館者も一定数期待できます。JRや地下鉄利用者数も増えるでしょう。



実際に合同庁舎稼働後のランチ需要を狙った新規飲食店の開店が周辺で相次いでいるようです。新庁舎とバスロータリー整備の両輪によって復興再開発の負の手本とされてきてしまった新長田の活性化がようやく実現するのか。来年度に両計画が完成し、JR西に快速電車停車を決意させる事が出来れば、市の戦略勝ちとなりますが、思惑通りに事が運ぶのかどうか。

関連記事
新長田

(仮称)神戸市新長田駅南プロジェクト 「ファインレジデンス神戸新長田(ASMACI神戸新長田プロジェクト) 」地上躯体の構築が進行中

2021年12月10日
こべるん ~変化していく神戸~
JR新長田駅の南西に位置する「大橋7第2工区」は、神戸市新長田駅南第2-C地区震災復興第二種市街地再開発事業が進められています。ミサワホ …
新長田

(仮称)神戸市新長田駅南プロジェクト 「ファインレジデンス神戸新長田(ASMACI神戸新長田プロジェクト) 」が3月に着工

2021年5月8日
こべるん ~変化していく神戸~
JR新長田駅の南西に位置する「大橋7第2工区」。神戸市新長田駅南第2-C地区震災復興第二種市街地再開発事業が進められています。都市再 …
新長田

(仮称)神戸市新長田駅南プロジェクト 病院と共同住宅の複合施設計画が来春始動 新長田再開発地区最後のプロジェクト

2020年9月30日
こべるん ~変化していく神戸~
新長田駅南側は国道2号線に面した長田区大橋7丁目の3,736平方メートルの敷地は当初、市営住宅の建設を想定としていました。しかしなが …

POSTED COMMENT

  1. suma より:

    これは全くしらなかったですが嬉しいです。個人的には利用する場所ではないですが、新長田の寂れ具合はかなりのもので、もう賑わい回復は無理かと思っていたので良かったです。地下道が整備されると、今以上に地上の商店街を通る人が減ってしまって地上がさびれはしないでしょうか?新庁舎も新長田から徒歩15分程なので乗り換えの不便な海岸線に皆さん乗ってくださるのでしょうか?それとは反対に朝はぎゅうぎゅう詰めの海岸線は合同庁舎通勤の方が乗るスペースがあるのでしょうか?など心配な点は多々ありますが、とにかく復興に向かえそうで良かったです。新長田駅に快速、或いは新快速の止まる日が早く来るといいですね。

  2. 某京都府民 より:

    新長田に快速を停めるとすれば、12両編成対応工事が必要ですね。ちなみに新快速停車は非常に厳しいと思います。緩行線側にしかホームがないからです。しかし快速さえ止まれば十分便利になりますね。

  3. kingi より:

    ここで駅前広場は街の賑わいには全く寄与しないどころか
    障害ですらある事が立証されたのに
    三宮駅前にはわざわざ車道をぶっ潰して駅前広場を作ろうと
    邁進するのはブラックジョークみたいですね

  4. ウエストン より:

    完成予定図を早く見たいです。噴水は夏場子供には人気があるのですが完全に潰してしまうのでしょうか。
    整備する地下道が約84メートルということは、駒ヶ林までの地下道全面リニューアルではなく本当に一部の区間ですね。雨に濡れる地下道という使い勝手の悪さが解消されればいいのですが。(むしろそれが改善されないなら地下道リニューアルの意味はないくらいです)

    新長田周辺は新規出店もあれば閉店する店もあり、動きはそこそこあるけれど合同庁舎開設に向け大いに盛り上がっている雰囲気でもない。地元は様子見と言ったところでしょうか。ジョイプラザの高層階にあった和食の店が閉店したのは残念。景色は良かったので別のテナントが入ってくれることを期待します。
    再開発エリアの大橋7丁目街区は前々から売りに出してるのになかなか事業者が決まらないですね。

    合同庁舎は新長田から徒歩10分弱の立地なので乗換え時間を考えると地下鉄海岸線を利用して通勤する職員や来庁者はおそらく少ないでしょう。庁舎までは最短距離のバス道沿いを使う人が多数派になるかと。それでも商店街地下道共に現在よりは賑わいを見せるでしょうが。

    アニメストリートの跡地にはいつのまにかシルバー人材センターが入居しています。テナントは役所関係でなんとか埋めていく計画でしょうか。

  5. sirokuma より:

    私も、kingi さんと似たような感想です。
    この場所は震災の教訓として防災広場としての機能を持たせていたんじゃないの?震災復興の区画整理地には大きい広場・公園が存在します。JR六甲駅前にもでかい広場がありますね。
    神戸市は防災都市を目指していたと思ってましたが、この公園は既に防災の役割を終えたの?
    軽いなぁ。普通に考えたら駅前にはバスターミナルやタクシー乗り場が必要な事くらい計画時にわかっただろうに。ましてここは副都心構想の玄関なのに有識者達には想像できなかったのかな?ヴィーナス規制やタワマン規制は、普通の人には、もっと短絡的に映るけど、裸の大様達には何も聞こえず見えないんでしょうね。

  6. ウエストン より:

    新長田の場合は若松公園が駅近く位置する(少し離れるけど駅北に水笠公園もある)ので、駅前広場に期待される「防災機能」「景観機能」「交流機能」の役割は、若松公園で十分担うことができますからね。スペース小さめの駅前広場はイベントには使いにくく、数少ない定例行事の1.17は若松公園に移すことが可能で
    影響も少ない。若松公園がなければ駅前広場も狭いなりにもう少し活用されていたのかもしれないですね。
    駅前空間はバスロータリーを整備して「交通結節機能」に特化するという考えは理解できるものだし、街中防災拠点の重要性や三宮などで進める駅前広場整備の必要性を否定するようなものでは無いと思います。

    私としては噴水残すか若松公園に移転して欲しいけどそんな意見が行政に聞き届けられることはないんでしょうね…
    せめて駅近くにベンチくらいは置いて欲しいな。バス利用者だけでなく普通に利用しやすいようなベンチ。

  7. kico より:

    意外と知られてないことなのかな?
    あの噴水広場は1.17の関連以外は出店もイベントも全部禁止という奇妙なルールのある場所なんですよね。
    ときどき見かける個人のミニライブの類はほぼ全部無届けゲリラで、普段は目こぼしされてますが無用に大きな音を流すと警察が飛んできて追い払われるような状態なんです。
    ボランティアが炊き出しなんかもやってますが、あれは1.17イベントを主催してる団体だからやれてるだけで、他の団体が普通にイベントの許可貰いに行ってもOKは出ません。
    そんな変な縛りがあるせいで、駅の目の前という好立地にも関わらず屋台のひとつも出すことが出来ない非常に寂れた空間のまま今まで放置されてきました。
    正直、鉄人を置くならこの広場が一番インパクトがあり集客力も高い最適な場所で、まさに「新長田の名物」になれるはずだったんですが…誰がこんなルール作ったんでしょうね?

    ちなみにバスターミナル計画が公表されたのは今年の1.17イベントが終了してからのこと。
    平成の終わりに合わせてイベントもひと区切り、という言い訳も含まれてたのかもしれませんね。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です