兵庫

JR兵庫駅南側駅前広場内水路の改修工事が開始される 広場前には(仮称)メディカルケアモール兵庫駅前が建設される



リノベーション神戸プロジェクトで拠点駅前の大規模な再整備が行われていますが、それ以外の既存駅前広場における有効活用が進められています。



JR兵庫駅前南側は再開発で誕生した既存のキャナルタウンの運河の水盤を改造し、子供が遊べる噴水や水景設備に転換される工事が進行中です。



既存設備も階段があって水遊びを想定していたようにも見受けられますが、実際には活用されていなかったようです。



運河の中に新たに水を堰き止める堤が築かれました。この内側に水盤を整備する模様です。



残りの部分はこれまで通りに水瓶としてのか役割を継続するのでしょうか。工期は9月末までと何とか今シーズンの段階稼働には間に合うといったところでしょうか。ただ水盤で遊ぶ子供を見守る親が退避できる日除けの整備も周囲に必須なのではないかと思います。



キャナルタウン中央、ウェストへと運河が続いています。できれば水底の防水塗料はプールのようなブルーではなく、より水路に適した自然なグレー等に塗り替えた方が良いのではないかと思います。



キャナルタウン中央の施設棟は1-2階が商業施設としてコープ兵庫店が入居し、上階には神戸市が保有し、民間に運営を委託するフィットネスジム、健康ライフプラザ、高齢者福祉施設が入っています。コープこうべが近頃、発表した不採算店・閉店候補に兵庫店も名を連らねてしまいました。駅前にはスーパーが多く集まり、競争が激化していますが、もしコープが撤退した際、後継のテナントが入るのかどうか。



水盤工事の反対側では建設工事の着手待ちの土地がスタンバイ中です。



JR西日本不動産開発が、医療モール・医療ビルの運営を専門とする株式会社グラスプとタッグを組み、(仮称)メディカルケアモール兵庫駅前を建設します。2026年春に開業を予定しています。



グラスプはこれまでも関西エリアを中心に医療ビル・医療モールの開発を行っており、JR摩耶駅前のJR摩耶駅NKビルクリニックモールも同社の運営実績で、駅前立地を中心に鉄道事業者と同時開発を手掛けるケースが増えているようです。建物デザインも従来の医療モールから一線を画し、オシャレな医療ビルを開発しているので、兵庫駅前の新モールにも期待大です。

関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です