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兵庫区総合庁舎の二期計画として総合庁舎の北側・旧庁舎の跡地で建設が開始されている兵庫消防署。新しい建物は建設済の総合庁舎と連結され構造を一体化する予定です。
増築部分は地上4階建。仮囲いに新しい兵庫消防署のパースが掲示されました。
建設状況ですが、杭工事が完了し、山留壁や乗り入れ構台の構築の上、基礎と地下階の建設を進める為、地中深く掘削が行われました。
消防署の建設工事完了は来春を予定しています。年内にも地上階の鉄骨建方が開始される事でしょう。新庁舎との連結を早く見てみたいものです。
庁舎の北側には時間貸駐車場から車椅子やベビーカーが下りられるようにスロープが整備されています。
そして北側に隣接する敷地ではミナイチ跡地再開発プロジェクトが始動しました。ミナイチ市場及び市営松本住宅から成っていた湊川共同ビルの解体工事が完了し、新築建物の建設工事が開始されました。
村上・今津JVによって建設が開始されたのはワコーレシティKOBE湊川公園。和田興産がこの再開発の民間事業協力者となり、168戸の共同住宅と2戸の店舗から構成される建物を建設します。
・敷地面積 1,954.82m²
・建築面積 1,471.47m²
・延床面積 13,606.46m²
・建蔽率 80%
・容積率 600%
・構造 鉄筋コンクリート造
・階数 地上14階 地下1階
・建築物の最高高さ 44.38m
・主要用途 共同住宅168戸 店舗2戸
・設計 大土呂巧建築設計事務所
・施工 村上・今津特定建設共同企業体
https://www.wadakohsan.info/minaichi168/
ワコーレシティKOBE湊川 公式サイト
敷地内では既に杭工事が開始されています。
現場に投入された全周回転式掘削機です。場所打ちコンクリート杭の建て込み作業が開始されています。
クローラークレーンでケーシングチューブを吊り下げ、全周回転掘削機で圧入します。この後、ハンマーグラブで内部を掘削します。
安定液プラントです。掘削坑の内部の崩壊を防ぐ為に安定液のベントナイトを注入します。
そして掘削坑に鉄筋かごを建て込みます。
トレーミー管です。鉄筋かごを建て込んだ掘削坑にこの管を使ってコンクリート打設を行います。
予定販売価格帯は2,580万円 ~ 5,580万円。予定最多販売価格帯は3,300万円台(14戸)となる予定です。エリアに若いファミリー層の流入を後押しする物件になります。隣は区役所や大きな湊川公園が広がり、商店街やスーパー、地下鉄駅も身近にあって生活利便性は抜群の環境です。竣工は2022年4月を予定しています。人口増による商店街の活性化にも期待したいですね。
こんにちは。
> 予定最多販売価格帯は3,300万円台(14戸)となる予定です。
これは魅力的ですね。
特に、テレワークなど在宅勤務ができない業種で三宮に通勤している人にはぴったりの物件でしょう。
この販売価格帯で駅やスーパーが近いなんて信じられないくらいです。
少し海側の元町や神戸駅周辺であれば5000万円代スタートですから。
やはり、湊川・新開地エリアはまだまだ伸びしろがあるということでしょう。
しかし、湊川でこの値段であれば、西神中央や名谷で今後建設される郊外型のマンションは面積を広くとり、テレワークすることを前提にこれまでよりも部屋を1つ増やすくらいでなければ対抗できないように思います。