葺合南54 号線沿である磯辺通4丁目の駐車場は和田興産が取得しました。ワコーレシティ神戸三宮を建設中の浜辺通6丁目の近接地です。この場所には賃貸住宅を建設する動きがあったようです。先日、当ブログをご覧頂いている96shipsさんよりここに20階建てのマンション計画があると教えて頂いたので早速、現地を取材してきました。
建築計画のお知らせが出ているのではないかという期待を胸に秘めて現地を訪れると、「ビンゴ!」。やはり出ていました!
こちらが通常の建築計画のお知らせです。
ワコーレ磯辺通PJ(プロジェクト)
敷地面積: 2,220.98平方メートル
延床面積: 15,748.28平方メートル
高さ: 59.99m
規模: 地上20階 地下1階
用途: 共同住宅(194戸)
建築主: 和田興産
設計: IAO竹田設計
施工: 長谷工コーポレーション
着工: 2015年10月中旬
竣工: 2017年12月頃
和田興産、IAO竹田設計、長谷工コーポレーションの三社はワコーレシティ神戸三宮と全く同じ顔ぶれです。ワコーレシティが471戸という大規模ながら異例のスピードで完売した事を背景に同様のコンセプトや規模と同じ業者との組み合わせで2匹目のドジョウを狙う戦略でしょうか。
こちらは景観デザイン協議に定められた建築計画のお知らせで、計画に関して図書の縦覧及び住民説明会開催まで掲示するものです。こちらのお知らせには工事予定は来年1月からで、10月中旬からは準備工事の開始が示唆されています。
景観デザイン協議はカラーの完成予想パースの掲示も義務付けています。グリーンの不透明ガラスを手摺に採用する外観はワコーレシティにも類似していますが、マリオンを数本走らせています。
建築面積は1,000平方メートル程のようです。このパースは葺合南54 号線の東から建物を眺めた様子で描かれているものと思われます。となると、隣接して角地に描かれている低い建物は今回の敷地の残りの部分に別の計画がある事を示唆しているものかもしれません。
すぐ南側で建設中のワコーレシティ神戸三宮。もう完成の日は近い模様です。
磯辺通プロジェクトの敷地はアパタワーズのすぐ東側になります。四方を60m以上の建物に完全に囲まれていることになります。
和田興産の勢いは留まることを知りませんね。ただ神戸の都心がワコーレで埋め尽くされないか少し心配です。ここまで神戸に根付いている地元の不動産会社なのですから、これからは神戸の街に賑わいを生み出す仕掛け造りにももっと積極的に貢献して欲しいですね。
ワコーレ磯辺通プロジェクト
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
こちらの物件は南・東向きのL字型マンションで隣接している土地に描かれている建物は創志学園です。
西側に描かれているのはアパタワーズです。
なので南向きは創志学園の非常階段を眺める生活になるでしょう。
本日三宮都心の方向性の案が出ていました。
30年後を見据えたもの?で気が遠くなりました。
短期・中期・長期の時間軸も不明です。
http://www.city.kobe.lg.jp/information/project/urban/kobetoshin/sannomiyakihonkousou.html
とまさん
なるほどそういうことですね。ありがとうございます。
三宮都心の方向性の案は結局、これまでの発表を多少綺麗にまとめましたってことですね。
この一年半、時間だけが浪費したという感がしますね。(経費も)
構想よりも行動を起こしてほしかった。
30年後の夢を語るのも良いですが、次の選挙で市長が変わったら、全て一からやり直しの様な気がします。
市職員には気の毒ですが・・・。
だれも責任を取らない構想ですね。
スケジュールも時間軸が曖昧で、既に発表済みのJRビルの建替ですら完成までは長期計画となっていますが、短期中期長期とは、いったい何年を区切りとしているんでしょうか?
現在ある道路を公園化して経済活動が成り立つと本気で考えているんでしょうか?…なんて、この計画に対してまともに思いをぶつけるのもアホらしいくらいのレベルですね。
次回市長選まで、あと2年かぁ長いなぁ!これからも、こんな話に延々と付き合わされたらたまらないですね。