完全にノーマークだった計画がありました。三ノ宮駅の北側、生田神社側にあったホテルモントレ神戸の別館ホテルであったホテルモントレアマリーが今年3月末で閉館し、解体工事がスタートしていました。
在りし日のモントレアマリー。1992年に開館。デンマークをイメージしたこのホテルはモントレの持つ洋館風の雰囲気をある意味最も体現していた物件でした。
解体工事は4月半ばから開始されています。10月には工事は完了予定となっています。
気になる跡地利用ですが、新たにホテルが建設されるようです。新ホテルの名称は「仮称)ホテルモンテエルマーナ神戸」。地上13階建て、5,130.08平方メートルの規模です。
新ホテルは2016年秋開業を目指しています。外観はこれまでのモントレシリーズとは異なり、シンプル+モダンなデザインとなっています。ホテルモンテエルマーナはモントレの新しい業態で1号店が仙台に開業しています。モントレシリーズはこれまで全て鹿島建設が設計と施工を手掛けてきましたが、この新ホテルは解体・設計・施工までを大本組が担当しています。
今ではモントレグループの中で最も歴史のあるホテルモントレ神戸は1989年の開業。ある意味で神戸にある事が最も相応しいホテルではないかと思われます。
神戸にまた新たなホテルプロジェクトが浮上しました。外国人観光客数は軒並み新記録を更新しており、新たに求められているホテル需要は旺盛なのかもしれません。建築費の高騰が新たに設備投資を行おうする企業に重く圧し掛かりますが、体力のある企業はこの好機を逃さぬために新規投資を惜しみません。モントレの親企業であるマルイト社は積極的にモントレチェーンを拡大してきましたが、原点に帰って神戸のホテルへの再投資により更なる新たな展開を目論みます。
ホテルモントレアマリー建替計画
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神戸ポートターミナルもリニューアルがあったそうですね。
外観も内装も部屋も家具も小物もエレベーターも、全て神戸らしい雰囲気のあるホテルだったのに。残念。