市役所4号館跡地

神戸ルミナスホテル三宮はいつ着工するの?

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旧神戸市庁舎4号館跡地で計画中の神戸ルミナスホテル三宮。既存施設の解体工事が進められていましたが、建物はすっかり姿を消し、開放的な青空が広がる空間が出来ました。現在、敷地には仮囲いの簡易フェンスが設置されている状況です。

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解体跡地を覗いてみると、既存建物の基礎がまだそのままの状態で残っていました。中央には地下へと続く穴が空けられています。この基礎がこの後、解体されるのかそれとも新規の建物建設に何等かの形で流用されるのかは定かではありません。

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建設資材や人件費の高騰によって建設コストが大幅に上昇しています。これを理由に開発延期を余儀なくされているプロジェクトも多いと聞きます。この新ホテル計画も同様の状況なのでしょうか。

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しばらくは都心にぽっかりとできたこの青空空間を楽しむ余裕が欲しいですが、記事のネタに品薄感が出てき始めている昨今、やはり一日も早い着工が待ち望まれます。

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ビザ発給緩和や円安効果が奏功して日本を訪れる外国人観光客が大幅に増加しています。関西一円に複数のホテルプロジェクトが計画されていますが、特に国際的にも評価の高い観光地である京都は外資系ホテルの進出が著しいです。京都のブランド力がなせる技でしょう。

神戸市も海外への発信を強めてはいるようですが、まだまだ弱いですね。国内ではそれなりのブランド力やイメージは定着していますが、それでも神戸を訪れる人の中で宿泊客が占める割合は低い状況です。やはりKOBE BEEFをもっと世界に広めつつ、サミットでも名を売り、KOBE BEEFのKOBEとは神戸であり、神戸は美しい自然と都市が調和したエキゾチックな港町であることをもっと認知して貰わないとなりません。KOBEが地名であることを知らない人も多く、知っていても牛が有名=豊かな牧草を抱える山地のようなイメージもあり、「日本に行ったら、ぜひ訪れる場所」という意識もないようです。震災についてもほとんど認識されてはいません。京都・大阪のゴールデンルートに加われるよう神戸の持つダイヤに磨きを掛け、こうした停滞してしまうホテルプロジェクトを軌道に乗せたいですね(このブログを英語発信したら多少の貢献はできるのでしょうかね?)。



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  1. 夢想家 より:

    今日、東遊園地に行ってきました。
    昼から行ったのですが、想像以上の人出で驚きました。
    あの日から20年経った今、人々の頭に去来する思いはなんだったんでしょうか?

    で、三宮は20年経って何が変わったか?
    あくまでも表面上の変化ですが、ミント、シティタワーぐらいですかね。
    もちろんそごう、国際会館、交通センタービルも新築されました。
    でも20年以前の神戸を知っている全国の人が、TVに映し出された三宮を見ても「綺麗に復旧されてよかったね。」ぐらいにしか感じないでしょうね。
    30年の節目の年には、かなり変わっているでしょうか?
    といいますか、変わってないとだめですね。
    三宮ビル北館はもとより阪急、JR駅ビルも竣工していることでしょうね。
    ひょっとしたら、さん&センタープラザの建て替え計画なんかが、話題になっているかもしれませんね。
    10年後の三宮は「全く新しい街に生まれ変わったね。」と言われるぐらいになればいいですね。

  2. カン より:

    神戸は、もちろん観光は大事な産業の一つですが、京都ほど観光に依存しているわけではありません。

    あえて比較するとすれば、神戸市の面積は京都市の2/3程しかありませんが
    人口も域内総生産も神戸市の方が上です。

    神戸の観光客数は3500万人と京都の7割程しかいない上に面積も小さいのにこの数字は立派です。

    それでも、かつてはもっと差があったのですが震災以降縮まって来ています。

    マスコミを見ていると誤解も生じるのですが、京都の外資ホテル進出!と騒いでも客室は40室もなかったりそもそも不況で廃業した老舗旅館の跡地であったり色々です。

    元々神戸は世界有数の港湾を擁する重厚長大産業のお家芸でここまで発展して来た都市ですから
    今更不得手な観光業で勝負をかける必要性はどこにも無いのです。

    自分の強みを知ることと、そこを効率良く伸ばしてやる事が肝要だと思います。

    今大事なのは、医療産業都市構想や川重や三菱造船をはじめとする地元産業の集積、
    港湾規模の拡大とそれに必要なインフラ投資など、地理的に交通の要衝としての神戸の地位の強化です。

    中心市街地に文化財が散在する街には出来ないような大規模投資、大規模開発をどんどん行ってやるのです。
    それが新興都市の強みであり、神戸のもってる都市の個性でもあります。

    周りを見渡しながら「神戸に来てください」なんてやるより余程効率的です。

    その意味でも、シンボル的な三ノ宮駅周辺地区再開発や沿岸地域の振興策は今後の神戸を占う意味で非常に重要だと思います。

    あらゆる諸問題に正面から取り組み課題を克服する頃には、頼まなくても向こうから外資系ホテルの設置などお願いにやってくると思います。

    その頃のこべるんさんブログの記事がどうなってるか、今から楽しみでもあります。

  3. しん@こべるん より:

    夢想家さん
    新聞会館も国際会館も震災前より建替構想があったと言います。もし震災がなかったら神戸の今はどうなっていたのか。今そんなことを考えても仕方のないことですが、どうしても頭をよぎってしまいます。

    震災後30年。10年後の神戸は70-80年の時期に大きく三宮が変わったように高揚感のある再開発によって再び大きく変わっていて欲しいと思います。


    カンさん
    「港湾規模の拡大とそれに必要なインフラ投資など、地理的に交通の要衝としての神戸の地位の強化です。

    中心市街地に文化財が散在する街には出来ないような大規模投資、大規模開発をどんどん行ってやるのです。」

    これらができれば間違いなく神戸は復活できるとは思います。ただそう甘くはないのが現実です。

    毎日更新しても追い付かない位のネタが豊富な状況になって欲しいものです。

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