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2024年の神戸はこうなる!大小様々なプロジェクトが完成し、大きな計画が始動する躍動の年

新しい年が始まりました。皆様、良いお正月を迎えられたでしょうか。年明け早々から大変な出来事が続き、何とも不安な年明けとなってしまいました。

2024年の神戸では開始された様々なプロジェクトの進捗が具体的に見られていく年であると共に、昨年と同様に大小様々なプロジェクトの完成も目白押しで盛り沢山になる事が予想される非常に楽しみな1年になりそうです。それでは早速、今年の予定をダイジェストで確認していく事にしましょう。

 

1月



神戸ルミナリエが3年ぶりに開催
コロナ禍で開催が控えられていた神戸・冬の風物詩が3年ぶりに復活。帰ってくる光の祭典は、開催時期を変更する他、会場を複数エリアに分散させ、有料ゾーンも設ける等、新しい試みを用いての開催となります。



東遊園地・三宮駐車場階段増築他工事地が完了
東遊園地北東角のエントランス部にある三宮地下通路や地下駐車場と東遊園地を結ぶ階段周りのリニューアルが完了します。



連絡ロビー・エネルギー施設が竣工
神戸市役所本庁舎2号館跡地南側で建設されている連絡ロビー・エネルギー施設がいよいよ竣工し、敷地北側で計画されている複合ビル着工に向けて準備を開始します。

 

2月



さんちか2番街がリニューアルオープン
三宮地下エリアの再整備はまず、さんちか2番街と夢広場のリニューアルオープンがこけら落としとなります。1番街のオープンや新設通路の供用開始は25年を予定しています。

 

3月



地下鉄西神・山手線新長田駅リニューアル完了
市民投票によって選ばれたデザインを基にリ工事が進められてきた地下鉄新長田駅のリニューアルがいよいよ完成を迎えます。



三宮センター街に新築商業ビルが完成
三和グランプリビル跡地に新たな商業ビルが完成し、隣接するスタイルプラザと合体して増床という形でリニューアルする?予定です。

 

4月



神戸ポートタワーがリニューアルオープン
2年半を掛けて進められた神戸ポートタワーのリニューアル工事。屋上回廊の新設や展望や基壇部各フロアの運営を民間事業者に委ね、賑わいを生む新たなウォーターフロントのシンボルとして再開業を果たします。



磯上公園再整備が完了
砂利のみだった磯上グラウンドの南側が芝生広場やヒーリングガーデン等の緑豊かな都心のオアシスへと姿を変えます。


JR垂水駅南ビルが完成
JR垂水駅南側にJR西日本アーバン開発が建設している新駅ビルが完成し、既存の高架下商業施設と一体運用を開始します。



神戸ファッションプラザに「ROKKO i PARK」が開業
長らく閉鎖されていた六甲アイランドの神戸ファッションプラザ内に新しい商業施設が誕生し、地域のにぎわいの中核としての復権を目指します。



JR三ノ宮新駅ビルの本体工事着工
昨夏から始動しているJR新駅ビルの開発準備工事が完了し、遂に駅ビル本体の建設工事に着手します。

 

5月



三宮磯上通PROJECT新築工事が竣工
磯上通7丁目でフウキ建設が進めている地上10階建てのオフィスビル新築計画が完成予定。

 

6月



神戸須磨シーワールド・シーワールドホテルがオープン
須磨海浜水族園・公園の再整備が遂に完了し、神戸須磨シーワールド、シーワールドホテルの開業により、西神戸リゾートエリアの活性化が大きく推進します。



三宮磯辺通PROJECT新築工事が完成
フウキ建設の進めている磯辺通3丁目のテナントビル建設計画が竣工し、2棟のオフィスプロジェクトが連続して完成する予定です。



神戸市役所本庁舎2号館再整備計画が着工(時期予測)
連絡ロビー・エネルギーセンターの完成によって、新庁舎・商業・オフィス・ホテルから構成される超高層複合ビルが規模を拡大の上、満を辞して着工します。



北須磨支所ビルが完成
名谷駅前に新北須磨支所ビルが完成し、名谷エリアでの市民サービスが向上します。

 

8月



兵庫県立総合衛生学院建替整備事業完成
新長田南再開発エリア最後となる腕塚5工区に兵庫県立総合衛生学院が完成し、30年に及び紆余曲折を経た再開発事業が完了を迎える事になります。



須磨パティオリニューアル計画1期オープン(時期予測)
名谷で行われているリノベーション神戸の目玉プロジェクトの一つである須磨パティオのリニューアル計画について、第1期部分が先行オープンを迎えます。

 

9月



市営地下鉄西神・山手線 三宮駅東コンコースリニューアル完了
さんちか2番街に続いて三宮地下エリアは、地下鉄三宮駅の東改札内外コンコースのリニューアルが完了し、地下の玄関口が新たな装いに生まれ変わります。



北野小学校跡に新商業施設がオープン
昨年末に閉館した北野小学校跡で過去20年以上に渡って愛された北野工房のまちの後継となる新たな商業施設がジーライオングループの運営によってオープンします。



磯上通7丁目・神戸三宮プロジェクトが竣工
磯上通7丁目のコインパーキング跡地でNTT都市開発が進めている新築ビルプロジェクトが完成します。未だ建物用途や規模は不明です。


新港第2突堤基部大型倉庫の解体完了
大正時代に建築された住友倉庫の旧大型倉庫の解体が完了し、突堤にオープンする神戸アリーナのゲートウェイアプローチを整備します。

 

11月


三井アウトレットパーク マリンピア神戸がリニューアルオープン(時期予測)
建替工事が進められている垂水の三井アウトレットモール マリンピア神戸が全面リニューアルオープンを迎えます。神戸須磨シーワールドと共に西神戸リゾートエリアの要の一つとしての機能が期待されます。



神戸市立須磨海づり公園がリニューアルオープン
台風によって被災し、長期に渡って閉鎖された須磨海釣り公園が、リニューアルオープンし、民営施設として営業を再開します。売店や広場も追設され、須磨浦公園等との連携も期待できます。



ラスイートルパンビルがオープン(時期予測)
第1突堤基部にてラスイートが計画する新たなホテル・飲食店からなる商業施設が再開発の進む新港町エリアに誕生します。


神戸三ノ宮・布引町ビルが完成(時期予測)
布引町4丁目で建設中の事務所・ホテルから成る地上18階建ての複合ビルがフラワーロードに誕生。市内最大の東横インが開業します。

 

 

12月


tete名谷がグランドオープン(時期予測)
南ゾーンのリニューアル工事の完成と共に名谷駅ビルであるtete名谷がグランドオープンを果たし、須磨パティオと共に名谷エリアの集客を牽引します。

 

躍動の年

このように年間を通じて複数のプロジェクトが完成を迎えます。昨年はどちらかと言えば、官制開発が主軸でしたが、今年は官民双方のプロジェクトが完成や始動し、非常に躍動感の溢れる年となりそうです。特に神戸須磨シーワールドやマリンピア神戸の開業は、広域からの集客に大きなインパクトを与えそうです。また25年に向けて様々なプロジェクトが推進していく事でしょう。新規計画の浮上も期待できます。

ちなみに今年6月に本ブログも開設15周年を迎える事になります。本年もお付き合いの程、何卒よろしくお願い致します。
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POSTED COMMENT

  1. 摂津国人 より:

    あけましておめでとうございます。ここ数年、以前よりも仕事が忙しくなりあまりコメント差し上げておりませんが、拝見しております。15周年とのこと、すばらしいです。いつも神戸の情報をお伝えくださり、コメント欄を開放してくださってのしん@こべるんさまには感謝申し上げております。神戸の再開発は、数年前までは信じられなかったレベルまで進んでいることに喜びを隠せません。また折りを見てコメント差し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

  2. kamisamasan より:

    明けましておめでとうございます。本年もブログ楽しみにしています。15周年とのこと、お祝い申し上げます。これまで神戸の情報発信を支えて頂き有難うございます。2029年の20周年、それ以降をお祝いできるのも楽しみです。元々2024年末を予定していた、新神戸駅前の美麗化の続報も早く出てくると良いですね。(神戸の第一印象なので!)現在の神戸の街づくりには概ね肯定的な一方で、神戸が人口減少社会に相応しい質の高い街づくりを一層加速させることを祈っています。引き続き宜しくお願い致します。

  3. 区民g より:

    明けましておめでとうございます。
    ここ10年で神戸の価値を昇華するプロジェクトが
    実現に至りつつありかつ変化に触れることは幸せなことであると思っております。
    今年もよろしくお願い申し上げます。

  4. tet より:

    新年おめでとうございます。いつも最新の神戸情報、ありがとうございます。今年もシンさんにとっても神戸にとっても更なる飛躍の年でありますことをお祈りいたします。本年もよろしくお願い致します。

  5. hanabi より:

    あけましておめでとうございます。
    今年、神戸で新しくオープンするスポットとして一番注目したいのは、まさにロッコウアイパーク。これがもうとってもとっても楽しみなんです(笑)
    こべるんさんも、ご無理ない程度に取材等を頑張ってください。応援しております。

  6. こまったちゃん より:

    長きにわたっての情報提供、本当にありがとうございます。

    正月はポーアイのしおさい公園に初めて行きました。海側から見る市街はとても美しいものですが、他に何もなく、案内も極めていい加減で、まるで観光地としての体をなしていません。

    こんな場所がスカイライン規制の基準になり、またBE KOBEモニュメントの対象にまでなっていることを考えると、不合理を通り越して滑稽にさえ思えてきます。だいたい、規制するほどビルが立ち並んで山を遮りまくる未来自体が「ありえない」と強く実感できるのではないでしょうか。

    タワマン規制やベランダ規制もそうですが、こうした規制の裏にある考えが滑稽、バカバカしい、現実性がないものに見えてなりませんが、そういう実感がないどころか、むしろ視野の狭さの表れのように見えるのは心配です。杞憂であればよいのですが。

    ともあれ、大きなプロジェクトも本格化しつつありますが、まだ実現していないのも本当です、都市はナマモノですので、本当に形になるまでは、いくらでも変わってきます。タイミングを間違えるとできるものもできない、と言うのは阪急の地下鉄乗り入れで学習したはずです。

    どうせ変わるなら良い方向への変化であってほしいですね。

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