三宮センター街

ジュンク堂書店三宮店がリニューアル・1階雑誌売場は閉鎖

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本日もお盆休みスペシャル第三弾として、午前と午後の2回更新を予定していますのでお楽しみに!

神戸三宮センター街にある神戸最大・県内随一の書店であるジュンク堂書店三宮店が8月11日(土)にリニューアルオープンしました。今回のリニューアルに伴って1階の雑誌売場も2階に移設されました。

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報道では1階の雑誌売場のみが閉鎖のような書かれ方をしていていましたが、実際には建物西側の角部分1-3階が閉鎖となり、売場面積は4,800平方メートルから300平方メートル減へ縮小しました。改装に伴って児童書コーナーの充実を図り、子ども用のテーブルや椅子を置いたり、通路幅を広げてベビーカー利用者らの利便性を向上させています。最近の新型書店は子育て世代がゆっくり時間を過ごせるように配慮されている為、同店もこれに倣った形です。

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しかし今回の売場面積縮小の背景には何があるのでしょうか。ジュンク堂書店にとって三宮店は1号店としてシンボリックな存在でもあります。当初は地下のみで営業していましたが、地上1-4階に移転。2007年には5階にあった映画館が閉館されたのを機に、この5階を改装して大幅に増床しました。当時はまだこのビルの上階に本社を構えていたと記憶しています。

同時平行で同書店は1990年代後半より1000坪を基準とした大型店を全国の主要都市へ展開し始め、急成長を遂げていきます。

しかし2009年には大日本印刷が出資して同社傘下となり、そして2011年には遂に丸善CHIホールディングスの完全子会社となりました。新社名は株式会社丸善ジュンク堂書店。

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昨年までは旧ジュンク堂社長の工藤恭孝取締役が代表を務めていましたが、会長に退きました。今後、丸善色が強くなることも考えられる事には正直複雑な思いです。閉鎖されたビル西側は今後どのように活用されるのかにも要注目です。

また三宮駅前店の入るサンシティビル/OPA2は6-7年後には再開発に向けて閉鎖される予定です。2025年に完成予定の新バスターミナルI期ビルへの再出店と神戸2号店の大型化を期待しています。



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