地上階・東側の鉄骨建方が開始されていた神戸阪急ビル東館増築工事。完成すると地上29階 地下3階 高さ120m 延床面積28,500平方メートルの超高層複合ビルとなります。3階部分まで組み上げられた鉄骨にいよいよカーテンウォールの取り付けが始まりました!震災で解体された初代神戸阪急ビル東館のデザインを踏襲した新ビルの低層部がその姿を現し始めています。
建物の大きな特徴である北側角のシリンダー部と東面に大きく口を開けたアーチが目を引きます。
外壁が付くと一挙に建物の存在感が出てきます。新しい神戸阪急ビルの誕生に対する実感がこもります。神戸阪急ビル、神戸交通センタービル、市役所と三宮の都心形成に欠かせない建物が並びます。
これだけで以前の暫定・神戸阪急ビルが霞んでしまいました。20年も存在していたのにも関わらず異質感があったという事をまざまざと思い出します。まだ建設中の新ビルの方がこの場所に対してしっくりきます。
カーテンウォールのアップです。完成予想パースの色調よりも明るめの煉瓦調タイルで構成されています。
今秋から再びこの正面エントランスを通じて阪急駅構内へアクセスできるようになるのでしょうか。個人的にこの場所から見上げる神戸阪急ビルがとても都会的に見えて好きです。数年したら遥か上まで見上げる存在になるのが楽しみです。
完成予想パースと比較すると、3階はまだ初代神戸阪急ビルをモチーフとした低層部の半分の部分となる事が分かります。更にこれから低層部だけでも倍以上の高さに成長します。今秋の一部供用開始までに低層部東側は完全形まで仕上げられるでしょうか。
シリンダー部の塔屋や尖塔までが出来上がる事を期待しています。こうやって見ると、やはりアーチがもう一つ欲しいですね。これからの工事の進捗をウォッチングしていくのが非常に楽しみです。
神戸阪急ビル増築工事 低層部のカーテンウォール取付開始!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
これは感動です・・・
国際会館、新聞会館、オリエンタルホテル、そしてこの阪急会館と、5年おきくらいだったでしょうか、それぞれが震災復興の一つの節目となったように感じます。もうほとんど四半世紀ですね・・・
この三日後には仮囲い養生の盛り替えの為再びシートで囲われ見えなくなったんですね。 貴重な写真をありがとう。