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旭通5丁目で計画されている「(仮称)相鉄フレッサイン神戸三宮」。神奈川県の相模鉄道グループが運営するホテルブランドです。計画地で営業していた立体駐車場の解体が行われていましたが、工事は完了したようです。
更地となった敷地内です。敷地面積は895.75平方メートルです。
敷地内では地質ボーリング調査を実施中でした。年内の着工予定で、2019年秋の開業を目指します。着工時期は春位でしょうか。
地上14階 延床面積5,878.49平方メートル 271室の規模は現在計画されているホテルの中でも大きく、駅前エリアのホテル供給に貢献します。
鉄道事業者はほぼどの会社も人口減社会に対応するために、非鉄道事業での収益確保拡大に注力しています。特にホテル開発はインバウンド需要の取り込みによって伸びしろが大きいと見られており、昨今のホテル開発ラッシュが全国各地で起こっている訳ですが、最近では五輪後の需要も睨んで、国内ホテルチェーンのみならず、外資系ホテルも積極的に日本を投資拡大対象として進出を図っています。大阪や京都では高級ホテルの新設が相次いでおり、つい先日も米マリオットの心斎橋出店が発表されたばかりです。神戸も今後、バスターミナルI期ビル上層階、JRターミナルビル、市役所2号館建て替え、そごう神戸店の建て替え、県庁周辺の再整備等、大型ホテルの進出可能性が考えられる開発プロジェクトが始動していきます。一流ホテルの出店を期待したいですね。
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久元市長はどうやら今後、観光に力を入れたいようです。
神戸のシティホテルの歴史を思い起こすと老舗のオリエンタルホテルは置いといて、新神戸オリエンタルホテル、ポートピア81時の神戸ポートピアホテル、ホテルオークラ神戸、ホテルニューオータニ神戸、六甲アイランドの神戸ベイシェラトンホテルの順でしょうか。
オリエンタルホテルの建て替え以降、都市ホテルは神戸に新規出店はありません。とすると、震災から神戸は都市ホテルに見放されていると言えるんでしょうか?みなと温泉「蓮」、ホテルラスイート神戸HLはリゾートホテル様式ですし。
わたしはずっと都市ホテルの新規出店を願ってるんですが、インバウンド需要のための宿泊特化型ホテルばかりでなく、上質の観光客誘致のためにも国際規格の都市ホテルが進出してほしいですね。リッツカールトンやヒルトンホテル等、海外ブランド以外でも、リーガロイヤルグループや西武プリンスホテルなど国内ブランドも進出してほしい。
考えてみると、かつての神戸に欧米系外国人が多かったのは、日本になじまない外国人が欧米風の香りがするこの街を居住地に決めたからと思うんです。対して京都、奈良に住む外国人は旧来の日本風土が好きな本当にコアな和風ファンな人だと思います。居住型外国人たちはそれぞれの街の個性になじむ嗜好ベースがあったと思います。インバウンド需要の薄い神戸は、実は外国人にとって観光より居住型だったんじゃないかと思います。
そうすると一番の可能性は、再度MICE関連の国際展示場の建て替え、国際会議場の創設を推進し、大型商用ビジネス客の需要を見直すべきで、それが都市ホテルの立地を導き出すんじゃないでしょうかね?ビジネスツーリズムの再生が待たれます。
なんか分からなくなって勝手なこと言いました、すいません。