乙仲通で建設の開始されている仮称)神戸市栄町通ホテル計画新築工事。大阪の不動産開発共進ビルドが計画するビジネスホテルでレイアホテルが進出します。基礎工事が行われていますが、早くも現場にはタワークレーンが登場しました。
計画されているホテルは地上10階。クラシカルモダンなデザインで少し殺風景な乙仲通においては新風を吹き込むオアシス的存在になりそうです。乙仲通はそもそも街路樹がほぼ皆無。外構に植栽や植樹が行なわれるだけでも雰囲気は変わります。
現場内では三点式パイルドライバを使って既成コンクリート杭の建て込みが行われていました。
三宮に集中しているホテル新設ですが、このホテルやプラザホテルアネックス、そして先日、明らかになった神戸駅前のNTT都市開発によるホテルを含む複合ビル計画等、都心西部地区にも新規ホテルの開発の波が広がってきました。2-3年前であればこれら新規ホテルが計画される立地はほぼ全て賃貸もしくは分譲マンションになっていました。土地活用の選択肢がより街の賑わいに貢献するホテルに移り変わっている事は歓迎すべき事です。もう数軒、ホテルが建つとベストです。
乙仲通は近年、自発的に独自進化を遂げてきた街です。老朽化したビルの低層階を上手く使って若い創業者達が思い思いの店を開く事で街が発展し、更なる集積を呼び込む好循環が生まれています。しかしながら街の価値が上がり、老朽化したビルの建て替えや再開発が進み始めると、テナント賃料上昇が起きるので、これに耐えられない個人事業の退店が増えます。バランスの難しいところではありますが、発展し過ぎずに発展して欲しい街ですね。ただ東の玄関口となるGSパーク神戸のある用地は大規模再開発される事を望みます。
(仮称)神戸市栄町通ホテル計画新築工事 レイアホテル神戸元町
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