大阪の不動産会社・共進ビルド社が栄町通3丁目は乙仲通沿いに計画している新規ホテルですが、「レイアホテル神戸元町(仮称)」となる事が判明しました。レイアホテルズは滋賀県大津市に本拠地を置き、同県や三重県にビジネスホテルを展開する運営会社で、2010年設立の比較的新しい企業です。
神戸の新ホテルは地上10階 延床面積3,317.50平方メートル 111室の規模となります。旧居留地の建物をモチーフとしてようなファサード設計には好感が持てます。これまでのレイアホテルはいかにもビジネスホテル然としていますが、元町のホテルは今後の同ホテルチェーンの新たなイメージ戦略を創り出していく旗艦ホテルになりそうです。
来秋の開業を目指しているので、もう間もなく着工するものと思われます。ホテルの建設ラッシュは三宮エリアに集中していましたが、元町でも案件が増えつつあります。このレイアホテル以外にも近隣ではりそな神戸ビル跡地に共立メンテナンスが当社のドーミーインを開業予定ですし、先月末に閉店した元町商店街のパティスリー・グレゴリーコレの本店跡地にも新たなホテルの建設が計画されています。元町は栄町通沿いを含めてコインパーキングも多く点在し、これからまだ新たなホテル計画が出てきそうな気配を感じます。
栄町通とメリケンロードの交差点南側角地は幾度となく再開発の計画が立ては消えており、なかなか着工しません。基本は店舗付き共同住宅のプロジェクトが立案されてきましたが、場所柄、ホテル立地であるべきかと思います。地下鉄駅も間近ですし、メリケンパークも南京町も近距離に控えています。目立つ立地ですので、夜間の照明演出も映えます。是非ともホテルに計画を変更して欲しいですね。
レイアホテル神戸元町(仮称)が18年秋開業予定
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なかなか凝ったデザインなので栄町通沿いにこれが出来ていればもっとよかったですね
神戸は良いデザインの建物はなぜか裏通りや目立たない場所にある例が多いのが残念です。