9月20日(水)に第二期開業を控えるイオンモール神戸南。6月30日の先行開業によってイオンスタイル神戸南や10の専門店が営業を始めて早3ヶ月。すでに地域の食品スーパーとして定着している感があります。
来週の開業では現在、閉鎖されているモール内の大半が稼働を開始する全館オープンとなります。6月の先行開業決定時にはテナント誘致の遅れから、内装工事が間に合わないという不測の事態に見舞われ、部分開業という形を余儀なくされました。
モールの着工自体が再三、遅れていた中での二段階オープンには失望もしましたが、今となっては開業気分が2度味わえるという意味で得した気もします。
開業を間近に控え、内装工事は大詰めを迎えています。
少し中を覗かせて貰いました。神戸の煉瓦倉庫をイメージした1階の内装は柱や梁に煉瓦タイルを多用している事はプレスリリースで明らかになっていましたが、想像以上にスタイリッシュな仕上がりになっているようです。イオンスタイル内も柱は煉瓦タイルで覆われていますが、専門店フロアでは更に煉瓦が強調されています。
モール1階の中央部はプロムナードに面して「レストラン・カフェ」のゾーンとなっており、飲食店が多く配置されているようです。
イオンモールでは定番のステーキ専門店「いきなり!ステーキ」もプロムナードに面した区画に出店。
焼肉専門店「肉ダイニング こう」もプロムナードに面して出店。
エスプレッソカフェ系はスターバックスではなくタリーズが出店するようです。
周辺の他のテナントには串家物語やサイゼリヤが確認できました。
正面エントランス横の神戸うまいちの一部に新たな生鮮食料品コーナーが開業するようです。その名も「兵庫の津 魚がし」。
これまでイオンスタイル神戸南のお肉(特に牛肉)売場は非常に充実していますが、中央卸売市場が隣接している割には海鮮の取扱いが売場面積的にもボリューム的にも期待していた程ではありませんでした。この売場が追加されると、肉と魚の充実度のバランスが均等になるものと思われます。
運河プロムナードの奥にカヌーもしくはシーカヤックが並んでいるのが見えます。また、周りは芝生広場になっているようです。
新川運河沿いに設けられた浮桟橋です。これを使って神戸ハーバーマリーナ マリンインフォメーションが提供するサービスがSUP(Stand-up Paddle Board)と呼ばれる立って乗るパドルボードやシーカヤックを使って水上クルーズが体験できるというもの。ヤマハとも連携して、免許が無くてもクルーズボートを運転できる操船体験も可能のようです。
イオンモール神戸南はショッピングだけでなく、運河という立地を活用したコト消費の充実も図られています。
正式なオープンは9月20日ですが、9月14-15日の2日間は全面開業に向けての準備閉店を実施。その上で9月16日(土)-19日(火)の4日間でプレオープンを行います。つまりは実質的には今週の土曜日から全館稼働を始めるという事になります。
この場所にイオンモールの進出計画が報じられたのが2012年7月。実に5年越しのプロジェクトがようやくここに完成を迎えます。最近では駅ビル建て替え等、大型プロジェクトが長期化しているので、5年という歳月が短く感じなくもないですが、この計画は待ちの期間が4年近くあったので、ほとんど都市伝説化しかけていた時期を思えば、非常に感慨深いものがあります。今週末に開業レポートをお伝えする事が楽しみです。
イオンモール神戸南全館オープンの9月20日が迫る!
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