三宮センター街

安田不動産保有の旧石井スポーツビルが解体

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三宮中央通りに面した一等地に立つ老朽化した空家の商業ビルがあります。かつては破綻した家電量販店のニノミヤが店舗を構えていましたが、撤退して石井スポーツビルとなりました。しかし同社もダイエー三宮駅前店に移転し、建物所有権は安田不動産に移りました。

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地上6階建ての店舗ビルですが、一時期は1階のみテナントが入ったりしていた事もありましたが、直ぐに再び空きビルとなりました。都心の一等地に老朽化した幽霊ビルをいつまでも放置しておく訳にもいきません。安田不は同ビルの解体を開始しました。

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解体工事は年内いっばい掛かるようです。気になる跡地の開発は現状未定です。暫定的な店舗ビルの建設が視野に入っているようです。

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安田不は三宮中央通り沿いや近隣の三宮センター街内も含めて合計10棟の建物を保有しています。今回の解体が始まったビル周辺では朝日生命三宮ビルを挟んで京町商店街の角地に立つシルバーのビルも同社の所有ビルですし、周囲に密集する旧ダイエー村の各ビル跡も同社が譲渡を受けて建て替えや既存ビルの改装を行いました。将来的にはこれらの敷地を一体集約化して、大規模再開発ビルの建設も念頭にあるものと思われます。

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クレフィ三宮も同社の保有、運営する商業施設です。オセロのように交互に同社保有のビルが並びます。

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三宮駅前地区の再開発が本格化へ向けて前進を始めた中、神戸都心部最大の集客力を誇るセンター街も今後、大きな変貌を遂げる可能性が出てきています。いよいよさんセンタープラザの建て替え方針が具現化に向けて進み始める模様です。その大きな変革の中で安田不動産が担う役割は自ずと高まるのではないかと思われます。

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さんセンタープラザの建て替えが決定すれば、センター街も現状の姿を留めておく事は不可能でしょう。街区も含めた再編が議論され始めるかもしれません。センター街内の他の再開発ビルや商業ビルも老朽化がかなり進んでいる建物も多く安田不とビブレを有するイオンが手を結べば、更に再開発への道筋に弾みがつく事でしょう。

神戸の都心商業地区全体に再開発の熱が波及していくと、開発の連鎖が起きていく事が予想されます。オーバーストアを懸念する保守的な声も上がるでしょうが、広域圏に対して神戸の求心力強化や商圏の拡大という攻めの姿勢で望まなければ、パイは増えません。四国を含めた神戸以西広島以東の広域拠点としての地位確立を目指すべきでしょう。

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ユザワヤ横の建物も何やら改装中です。



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POSTED COMMENT

  1. sirokuma より:

    このビルはYAYAが所有していたと思いますが安田不動産が取得していたんですね。都心部の土地は安定した地主として大手に保有してもらうのが良いと思います。
    中心エリアでは少し寂しい、この場所に新ビルを建てて貰い新たな流れと賑わいを創出して欲しいものです。
    将来の一体活用に向けて当面は駐車場というのは止めて欲しいですね。

  2. ハコモノ行政 より:

    これくらいの位置より東に、大型のオフィス(高層部)が有るといいんですがね・・・
    奥行が無い上に本通り商店街の道路斜線が有る?ので、たった800%の容積率すら
    消化出来ていないビルが殆どなんじゃないでしょうか。
    本通り商店街を跨いでセンター街と地下鉄に面する大型ビル、建ちませんかね・・・

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