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磯上通5丁目に計画されている大型オフィスビル計画が始動しました。地場デベロッパーの建隆マネジメントが駐車場として利用していた同社の所有地に地上10階 延床面積平方メートルの事務所ビルを建設します。
竣工の暁には現在、磯上通7丁目の三宮プラザビルに入居する米国製薬大手のイーライリリージャパンの本社機能がこの新築ビルに移転してきます。竹中工務店が設計施工を受注。
先日まで敷地内の地中障害物解体撤去工事が行われていましたが、ビル本体工事に着手しました!
三点式パイルドライバーによる杭工事が進行中です。三宮でのオフィスビル新規供給は一昨年前に完成した三宮ビル北館以来となりますが、それ以前は6年間、新規供給が皆無でした。他に、まだ既存ビルの解体中ですが、神戸阪急ビルにも1万2000平方メートルのオフィス床が供給されますし、雲井通の再開発によって誕生する高層バスターミナルビルもオフィス機能が想定されています。JRターミナルビルやそごう神戸店の建て替え計画でもオフィスフロアの供給が期待できます。更に将来的にはさんセンタープラザ建て替えでも大量のオフィス床が見込めます。三宮駅前地区におけるオフィス需要は底堅く神戸都心で唯一、オフィス集積に対応が可能でしょう。イーライリリーが移転した後、三宮プラザビルが数少ないまとまった床として生まれる訳ですが、これがどういう速度でどう消費されるのか。今後の三宮のオフィス需要を占う試金石になると思われます。
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