3月に竣工予定の建隆マネジメントが竹中工務店の設計・施工で建設中の(仮称)磯上オフィス。日本イーライリリーの新しい本社ビルになる予定ですが、完成が近づき、建物の全貌が見えてきました。
南面のファサード見上げです。前回の取材は雨天時だったのでこういうアングルは撮れませんでした。晴天の青空に建物が映えて印象が大きく変わります。
低層部周りも足場が撤去されて仕上がりが分かるようになりました。
この建物は駐車場を地下に作らず、2階に設けているので、2階に目隠しのルーバーが取り付けられています。よってオフィスフロアは3階からとなっています。
コーナー周りの様子です。完成に向けて内装・外構工事が進められています。
平日の夜に低層階の数フロアに照明が入ったいる様子が確認できました。大型オフィスビルらしくなかなか壮観でした。
東側にエントランスが設けられています。ここだけなのか、コーナー部にもエントランスが設けられるのかは定かではありません。
現況だと来月完成、稼働開始はちょっと難しいかもしれませんが、三宮ビル北館に続く大型オフィスビルの竣工が迫っています。双方の大型ビル建設を促したのはいずれも米国企業の日本本社の移転によるものです。神戸で最も大きなオフィスビルはJR神戸駅前にある神戸クリスタルタワーで延床面積が約57,000平方メートルです。1993年の竣工以来、25年間に渡って首位を守っています。一連の三宮再開発でこれを上回るオフィスビルの誕生を切望しています。個人的な予想としてはアイング三宮パーキングの再開発です。
(仮称)磯上オフィス 日本イーライリリー新本社
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15階~18階建てだったらもっと威容があったでしょうが、イーライリリーの本社新築オフィスビルとして立派なものが出来ましたね。
東京からの企業本社移転に多額の助成を行うなら、いっそ外資系企業に特化して市内集積を図ったらどうでしょう?。今、神戸には外国領事館が韓国ほか数か国しかありませし、外資系企業が集積すれば、外国領事館も出張所や神戸回帰が起こるかもしれません。
居住外国人にとって住環境、アクセス面に関しては京都大阪より遥かに優れている神戸の強みが発揮されると思います。
今度の市役所2号館てて替えに際し、国際インフォメーションセンターの設立を提案しましたが、コスモポリタン都市としての神戸を再度アピールできると思います。